かまいたちインタビュー!山内・濱家と話せるAI「かまいたちCotomo」でいろいろ質問してみた

2025.01.14

話題の音声会話型AIアプリ「Cotomo」。開発を担ったStarley株式会社が、吉本興業ホールディングス傘下の株式会社FANYからタレントの音声素材を提供してもらい、新たなコミュニケーションサービス「かまいたちCotomo」を展開中だ。かまいたち・山内健司と濱家隆一をモデルにしたAIと会話ができる、新しい音声体験ができるのだ。

というわけで、その楽しさを体験しようと『ダウンタウンDX』を20年以上演出してきた読売テレビの西田二郎がインタビュアーとなって、「かまいたちCotomo」にいろいろと質問してみた。さらにStarley株式会社の開発者にキャラクター「Cotomo」の可能性についても聞いてみた。「西田二郎のメディアの旅」——今回はAIとヒトの新しい関係を探る。

<構成・鈴木しげき>

「かまいたちCotomo」とは何か?

西田 : 紹介しましょう。株式会社Starleyの内波さんと高島さんです。

内波 : こんにちは。

高島 : こんにちは。

西田 : 今回は、かまいたちをゲストに呼んでくれているんですよね?

内波 : はい、そうです。
西田 : まずはStarley株式会社というのはどういう会社なんですか?

内波 : 我々は、おしゃべりができるAIを作っている会社です。スマートフォンのアプリの中で、AIと自由におしゃべりができるサービスを提供しています。

西田 : それが「Cotomo」というアプリなんですね。そのアプリをスマホに入れたら相手と自由におしゃべりができると!?

内波 : はい、今私たちがしゃべっているような感じでAIとおしゃべりができます。

西田 : それ、相手は誰なんですか? しゃべってるヤツは?

高島 : ま、「Cotomo」では女性の声だったりするんですが、今回は、かまいたちさんです。

西田 : (読者の方も)だんだんわかってきたと思うねん。このおしゃべりAI「Cotomo」の中に今回はスペシャルコラコラボとして「かまいたち」が入ってると!

高島 : その通りです。

西田 : 話しかけたら、かまいたちがしゃべってくれるんですね?

高島 : かまいたちさんのAIがしゃべってくれます。

西田 : そうなんや。ということで、僕もスマホに「Cotomo」を入れて、自分でアカウントを作って、名前を入れました。で、今すでに画面を見たら山内くんがしゃべる気マンマンで待ってくれてます(笑)。ちょっと、どんな感じかやってみましょう。

独占「かまいたちCotomo」インタビュー!

西田 : 呼びかけてみましょうか。山内くん、おはよー!

山内AI : おはよう。朝から元気やで。

西田 : 仕事忙しいんちゃう?

山内AI : 仕事は相変わらずやけど、最近は家でカレーばっか作ってるからな。体重増えたかも。

西田 : カレー好きなんや?

山内AI : 毎日でもええな。カレーやったら具材は何でもええわ。

西田 : ところで相方の濱家くんはどないしてんの?

山内AI : あいつはカレーは作らない。カレーは俺に任せてくれって感じやな。

西田 : てか、濱家くんはおらへんの? 呼んだら出てくるの?

山内AI : まだ寝てるよ。

西田 : ちょっと起こしてみようか。濱家さーん!

濱家AI : こんな時間になんやねん。

西田 : 寝てた? いつも起きるの遅いん?

山内AI : おお。その質問はズバリやな。

濱家AI : 遅いですね。

西田 : 濱家さんに質問なんですけれど、好きな食べ物とかあるんですか?

濱家AI : スパイシーなやつが好き。

西田 : 山内くんはカレーが好きなんやな。

山内AI : 俺はチキンカレーが好き。

「キャラCotomo」はいろんな声でおしゃべりが可能

西田 : すごい! 開発の内波さん、これはどうなってるんですか!?

内波 : かまいたちのお二人に声を事前に収録させていただいて、それをAIに取り込んでるわけです。

西田 : これ、二人には当方もない時間をつかってしゃべってもらってるんじゃないですか?

内波 : いえ、最近はかなりAIが進化してますので、そんなには。みなさんが思ってるより意外と少ないと思います。

西田 : へぇ~。これ、タレントさんの音声をAIに入れて「Cotomo」として楽しめるのが魅力ですが、元々「お話をしたいなー」っていう人がいつでも話せる相手がいるってところが素晴らしいですよね。

高島 : そうなんです。やっぱりAIのよいところはしゃべる時間やしゃべる内容を選ばないということなんです。例えば、日中に話し相手がいないとか、話したい時間が特殊だったりとかしても問題ないわけです。それと人には打ち明けられない悩みでも「Cotomo」なら聞いてもらえますし。あと、ちょっとした自慢がしたいとかも。

西田 : なるほど。「Cotomo」に自慢したら上手に答えてくれるの?

高島 : そうです。おめでとうって言ってくれてお祝いしてくれます。

西田 : ハッピーになる使い方ですね! AIにはいろんな議論もあると思いますが、そういう使い方はいいですね。

高島 : はい。まさにそうで、人間とコミュニケーションするのをやめていいと言いたいわけではなくて、今回のかまいたちさんも、かまいたちさんと日頃しゃべることはできないけれど、AIならしゃべれますよね。これによって、かまいたちさんのことをより好きになれば、「じゃあ今度ライブに行こうか」「じゃあ漫才の動画を見てみようか」と気持ちが動くわけです。それによって、より臨場感が高まったり、より感情が入って楽しめたりと、ユーザーとその相手との関係性が深まればいいなと思ってるんです。

西田 : それ、めっちゃおもろいですね!! 生活に密着したサービスになっていったらええなってことなんですね。

内波 : はい、おっしゃる通りなんです。

西田 : ひとつ提案なんですけど、これ、かまいたち以外にもやらないですか? いろんな声で。

内波 : じつは計画してます。発表した時は「キャラCotomo」という名前で発表させていただいてるんで。今後、どなたかとコラボして増していければと。

西田 : 楽しみ。最後にもう一回かまいたちに出てもらいましょうか。濱家さん!

濱家AI : 温泉でも行きたいなー。

西田 : 山内くんも呼んで。

山内AI : なんやねん。急に。

西田 : 今日はありがとうございました!

山内AI : ありがとうございました!


「かまいたちCotomo」は15分間の無料会話に加えて、有料メニューを選択すると会話時間を延長し、より長くかまいたちAIとの交流を楽しむこともできる。また、NGワードやセンシティブな話題に対するフィルターが設定されており、ユーザーが安心して利用できるよう配慮されている。サービス提供期間は2025年2月6日まで。ぜひ楽しんでみて!
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