【群馬県】「腹ちぎれるまで食べる!」群馬では、ピザ食べ放題が当たり前?

2025.01.24

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群馬県民のイタリアン好きは知ってる人なら知ってるだろう。ところが群馬県民はピザも大好きで変わった文化があるとの情報が入ってきた。

さっそく群馬県民にピザの変わった文化について質問すると一瞬「変わってる・・・?」と戸惑ったのちに「食べ放題?」という言葉が出てきた。「ピザがどんどんおかわりで来る」というのだが、いまひとつイメージできない。
別の県民に、食べ放題と言えば?と聞くと「焼肉・・・ピザ?」とすぐに出てくる。「ピザは食べ放題で食べるもの」「いろんな種類が食べられるのでめちゃくちゃいい!」という。でもピザは1枚食べればお腹いっぱいになりそうだが。
「ピザは腹ちぎれるまで食べるもの」と豪語するおにいさんもいたが、イタリアンってそういうもの?
そこで「ピザ食べ放題」の看板のお店に行ってみると、群馬県民が行列をなしている。店内に入るとおしゃれな空間で、「食べ放題」のイメージはない。

実際、お客さんたちはパスタをおいしそうに食べていて、ピザはどこ行っちゃったの?

「ピザ食べ放題が、パスタについてくる。」ええ?!パスタにピザがついてきて、それが食べ放題ってこと?群馬県民、どれだけ食いしん坊なんだ?
「ドリンクバーと同じ感じ」いやいや、ピザですよ、ピザ!
しかも、パスタ+ピザ食べ放題で1500円!ピザ食べ放題が1500円じゃなくて、パスタもついてこの値段だという。
「そう、コミコミ!」とはしゃぐ群馬女子。

そこへ「お待たせしました、マルゲリータです!」とお店の人が焼き立てのピザを持ってきた。あれが1枚ドーンとテーブルに置かれるんだなと思っていると、あれ?あらかじめカットされたピザが数枚サーブされた。これはどういうシステムだ?

「どうですか?って言われて4人手を上げれば4枚置いていく。」なるほどー!
「回転寿司じゃないけどピザが回ってくる。」わかってきた!一人で何枚も食べるのではなく、カットされたものを選んで食べるのか!ベーカリーレストランではパンが焼けたら持ってきてくれて選ぶけど、そのピザ版なんだ!
食べ放題ピザのラインナップは全部で20種類。それが5分ごとに提供される。それは楽しそうだし、いろんな種類が楽しめるね!
「お腹いっぱいになったら、ちょっとお休みしますと札を出す。」
札には「まだまだいただきます」と書いてあり、ひっくり返すと「ちょっとタイム。お休みします」と書いてあるのを、お客さんが使ってお店の人に示すそうだ。よくできてる!
食べ放題のお店の8割が石窯でピザを焼いている。だからおいしいのだ。
「勝手に本場のピザよりおいしいと思って食べている。」とニコニコ顔のお客さん。
群馬県のピザ食べ放題について、高崎市のイタリアン料理店「パターテ」で2代目オーナー塩沢徳也さんに聞いた。
「先代のオーナーが約20年前にピザ食べ放題をスタートさせました。埼玉のイタリアンレストランに行った時、ホールのピザの食べ放題を見て参考にしたそうです。」
ホールではなくカットしたものを提供していろんなピザを楽しんでもらいパスタとセットにしたところ大人気に。群馬県全体で愛されるようになったのだ。

食べ放題を楽しんでいる群馬マダムに何枚食べたかを聞くと「15カットくらい?」てことはホールのピザ2枚分くらいですねと言うと「いやー、聞かなきゃよかった。」
いやいや、いいと思います!ピザ食べ放題のお店、ご近所にあったらいいなあ!

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