消えることがない初恋の炎に「ドロキュンが苦しい」新川優愛主演『ギルティ~この恋は罪ですか?~』
2020.07.24
新川優愛主演の連続ドラマ『ギルティ~この恋は罪ですか?~』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11:59〜)の第8話が7月23日に放送された。仕事も結婚生活も順風満帆だったが、今も高校時代の交際相手・秋山慶一(町田啓太)が忘れられない荻野爽(新川優愛)。その思いは、次から次へと押し寄せる衝撃の裏切りにより、やがて罪の炎へと変化していく。今回は及川瑠衣(中村ゆりか)を悪魔に変えた、7年前に再会した爽と秋山の秘密が明らかに。そして現在もお互いが忘れられない2人にTwitterでは「あー切なすぎるわ」「ドロキュンが苦しい」「結ばれてくれよ!!!お願いだよ!!」といった反響があった。
女性ファッション誌の編集部に所属する爽は、夫・荻野一真(小池徹平)と幸せな結婚生活を送っていたが、瑠衣との不倫がきっかけで離婚。仕事も休職に追い込まれてしまう。また爽は高校時代に交際していたオーナーシェフ・秋山と再会するが、秋山と瑠衣は義理の兄妹であることを知る。
爽は女性ファッション誌から男性向け週刊誌への異動が決定した。編集部には同期入社の編集部員・守屋直道(桜田通)が所属。守屋は爽が離婚したことをすでに知っており、爽のことを「元・荻野」と呼ぶ嫌味なタイプだった。
一方、爽を陥れるために暗躍する瑠衣は、秋山の妻・美和子(徳永えり)につきまとう。
「お願いだからもう、私たちに構わないで!」
こう叫ぶ美和子に対し、瑠衣は挑発する。
「私たち?」「美和子さんは最初から透明人間だし、わき役ですよ。私にとっても、荻野爽にとっても……」
すると美和子は、爽の会社のロビーに現れる。
「私から旦那を奪おうとしている!」「人のことわき役扱いしてバカにして!」
爽を呼び出し、叫ぶ美和子。すると守屋が現れ、美和子を連れ出して収めてくれる。
その頃、瑠衣は秋山を呼び出し、あるラブホテルの一室に連れていく。
「ねえお兄ちゃん。私にうそついて、あの日2人でここで何していたの?」
裸になり、秋山にこう問いただす瑠衣。そして秋山が7年前にイタリアへ行くとき、もう爽と会うことはないと瑠衣に約束していたこと。それなのにイタリアに行く直前、爽と秋山がこのラブホテルに入っていく姿を目撃したことを語るのだった。
7年前、偶然再会した爽と秋山は公園にいた。
その時、爽は高校生の頃に別れを告げた時の本心を打ち明ける。本当は嫌いになって別れたのではなかったと。しかし秋山はその時、爽の本心に気が付いていた。爽は本心ではないことを言うとき、目をそらすクセがあったのだ。それなのに別れを受け入れた自分を、ずっと後悔していたと秋山は語る。
爽と秋山は、ずっとお互いを忘れられなかった気持ちを抑えられなくなっていた。2人はラブホテルに入るが、抱き合ったまま何もせずに一夜を明かす。その一週間後、秋山はイタリアへ旅立っていった。
そして現在、爽は7年前に秋山と過ごした公園にいた。すると爽の元に秋山が現れる。驚く爽に「ここに来たら、お前がいる気がして……」とつぶやく秋山。そして父親が亡くなる直前にした、ある約束について語る。
「ずっと瑠衣のそばにいる」
父親にそう約束をした秋山。しかし事あるごとに「私だけ見てくれなきゃ死ぬ」と訴える瑠衣が、精神的に大きな負担となっていた。イタリア修行に行ったのは、そんな瑠衣から逃れるためでもあったのだ。瑠衣と父親、それぞれとの約束が守れなかった秋山に対しTwitterでは「約束に支えられることもあれば、苦しめられることもある」「約束が人を狂わす」「簡単に約束をしてはいけない」といった声も聞かれた。
「お前だけは絶対、傷つけたくなかったのに……」
瑠衣から逃げ出した自分の弱さによって、瑠衣は爽を陥れる悪魔になった。泣きながら謝る秋山を、爽は黙って抱きしめる。
その数時間前、秋山は美和子と話し合いをしていた。
美和子は以前、瑠衣からある音声を送られてきたことを告白する。
「今朝、慶一さんに言いました。『私、妊娠した』って」
こう語る美和子の声だった。
美和子は結婚前、瑠衣のアドバイスにより秋山の子どもを妊娠したと嘘をついたのだ。妊娠したことで秋山と籍を入れて、ほとぼりが冷めたころに流産したことにする。これが長い間、美和子が秋山にずっと言えなかった秘密だった。
しかし秋山は妊娠の事実がなくても、美和子と結婚するつもりでいたと語る。にもかかわらず、ずっと心の奥底には忘れられない人がいると打ち明ける。
「別れましょ。ちゃんと私だけを見てくれない人なんて、こっちからお断りです」
こう返す美和子の顔は、晴れやかな笑顔だった。
「どいつもこいつも役立たずが……」
別れを決意し、家を出ていく美和子をみてこうつぶやく瑠衣。そしてカバンからカッターナイフを取り出すと、その手をつかむ人物がいた。
「やめろ、瑠衣」
声をかけたのは、爽の元夫・一真。このラストシーンに「まさかのカズくん登場」「マジでびっくりしたw」「罪滅ぼしで爽のこと守ってくれ」といった驚きの声があがった。
【文:高山 惠】
女性ファッション誌の編集部に所属する爽は、夫・荻野一真(小池徹平)と幸せな結婚生活を送っていたが、瑠衣との不倫がきっかけで離婚。仕事も休職に追い込まれてしまう。また爽は高校時代に交際していたオーナーシェフ・秋山と再会するが、秋山と瑠衣は義理の兄妹であることを知る。
爽は女性ファッション誌から男性向け週刊誌への異動が決定した。編集部には同期入社の編集部員・守屋直道(桜田通)が所属。守屋は爽が離婚したことをすでに知っており、爽のことを「元・荻野」と呼ぶ嫌味なタイプだった。
一方、爽を陥れるために暗躍する瑠衣は、秋山の妻・美和子(徳永えり)につきまとう。
「お願いだからもう、私たちに構わないで!」
こう叫ぶ美和子に対し、瑠衣は挑発する。
「私たち?」「美和子さんは最初から透明人間だし、わき役ですよ。私にとっても、荻野爽にとっても……」
すると美和子は、爽の会社のロビーに現れる。
「私から旦那を奪おうとしている!」「人のことわき役扱いしてバカにして!」
爽を呼び出し、叫ぶ美和子。すると守屋が現れ、美和子を連れ出して収めてくれる。
その頃、瑠衣は秋山を呼び出し、あるラブホテルの一室に連れていく。
「ねえお兄ちゃん。私にうそついて、あの日2人でここで何していたの?」
裸になり、秋山にこう問いただす瑠衣。そして秋山が7年前にイタリアへ行くとき、もう爽と会うことはないと瑠衣に約束していたこと。それなのにイタリアに行く直前、爽と秋山がこのラブホテルに入っていく姿を目撃したことを語るのだった。
7年前、偶然再会した爽と秋山は公園にいた。
その時、爽は高校生の頃に別れを告げた時の本心を打ち明ける。本当は嫌いになって別れたのではなかったと。しかし秋山はその時、爽の本心に気が付いていた。爽は本心ではないことを言うとき、目をそらすクセがあったのだ。それなのに別れを受け入れた自分を、ずっと後悔していたと秋山は語る。
爽と秋山は、ずっとお互いを忘れられなかった気持ちを抑えられなくなっていた。2人はラブホテルに入るが、抱き合ったまま何もせずに一夜を明かす。その一週間後、秋山はイタリアへ旅立っていった。
そして現在、爽は7年前に秋山と過ごした公園にいた。すると爽の元に秋山が現れる。驚く爽に「ここに来たら、お前がいる気がして……」とつぶやく秋山。そして父親が亡くなる直前にした、ある約束について語る。
「ずっと瑠衣のそばにいる」
父親にそう約束をした秋山。しかし事あるごとに「私だけ見てくれなきゃ死ぬ」と訴える瑠衣が、精神的に大きな負担となっていた。イタリア修行に行ったのは、そんな瑠衣から逃れるためでもあったのだ。瑠衣と父親、それぞれとの約束が守れなかった秋山に対しTwitterでは「約束に支えられることもあれば、苦しめられることもある」「約束が人を狂わす」「簡単に約束をしてはいけない」といった声も聞かれた。
「お前だけは絶対、傷つけたくなかったのに……」
瑠衣から逃げ出した自分の弱さによって、瑠衣は爽を陥れる悪魔になった。泣きながら謝る秋山を、爽は黙って抱きしめる。
その数時間前、秋山は美和子と話し合いをしていた。
美和子は以前、瑠衣からある音声を送られてきたことを告白する。
「今朝、慶一さんに言いました。『私、妊娠した』って」
こう語る美和子の声だった。
美和子は結婚前、瑠衣のアドバイスにより秋山の子どもを妊娠したと嘘をついたのだ。妊娠したことで秋山と籍を入れて、ほとぼりが冷めたころに流産したことにする。これが長い間、美和子が秋山にずっと言えなかった秘密だった。
しかし秋山は妊娠の事実がなくても、美和子と結婚するつもりでいたと語る。にもかかわらず、ずっと心の奥底には忘れられない人がいると打ち明ける。
「別れましょ。ちゃんと私だけを見てくれない人なんて、こっちからお断りです」
こう返す美和子の顔は、晴れやかな笑顔だった。
「どいつもこいつも役立たずが……」
別れを決意し、家を出ていく美和子をみてこうつぶやく瑠衣。そしてカバンからカッターナイフを取り出すと、その手をつかむ人物がいた。
「やめろ、瑠衣」
声をかけたのは、爽の元夫・一真。このラストシーンに「まさかのカズくん登場」「マジでびっくりしたw」「罪滅ぼしで爽のこと守ってくれ」といった驚きの声があがった。
【文:高山 惠】
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