暴走する裏切りの炎に「誰も信じられない」新川優愛主演『ギルティ~この恋は罪ですか?~』
2020.07.03
新川優愛主演の連続ドラマ『ギルティ~この恋は罪ですか?~』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11:59〜)の第5話が7月2日に放送された。仕事も結婚生活も順風満帆だったが、今も高校時代の交際相手・秋山慶一(町田啓太)が忘れられない荻野爽(新川優愛)。その思いは、次から次へと押し寄せる衝撃の裏切りにより、やがて罪の炎へと変化していく。今回は職場で爽のことをつねに気にかけていたアルバイトの大学生・寺嶋睦月(神尾楓珠)による衝撃の裏切りが明らかに。Twitterでは「やべぇぇぇぇ」「誰も信じられない」「お前とお前つながってんのか」といった悲鳴のような反響がみられた。
女性ファッション誌の編集部に所属する爽は、責任ある仕事を任されるエース的存在。私生活でも夫・荻野一真(小池徹平)と幸せな結婚生活を送っていたが、一真は友人の及川瑠衣(中村ゆりか)と不倫していたことが発覚。その一方、爽は高校時代に交際していたオーナーシェフ・秋山と再会していた。
気分が悪くなりトイレで嘔吐していた爽は、一真の子どもを妊娠したのではないかと考え始めていた。複雑な想いを抱えながらカフェにいると、秋山の妻・美和子(徳永えり)と遭遇する。美和子は秋山と爽が高校生の頃から知り合いだったことを尋ねると、「卒業以来、会ってなかった」と語る爽。しかし爽は秋山が7年前にイタリアへ料理修行に行ったことを知っていた。それに気づいた美和子は、動揺したようにその場を去っていく。
爽は7年前、一度だけ秋山に会っていた。2人は一緒にお酒を呑み、ある約束をしたのだった……。
一方、秋山は一真の裏切りで苦しんでいる爽を心配し、何度も電話をかけていた。しかし爽はまったく電話に出ない。その頃、爽は妊娠検査薬を使用するが、結果は陰性。すると妊娠をしていないことに安堵する自分に気づく。
爽が会社へ出勤すると、そこには秋山の姿が。電話に出ない爽を心配し、顔を見にきたのだ。爽は見つからないように身を隠し、「二人で会うのはもう止めよう」「7年前の約束、守れなくてごめん」とスマホからメッセージを送る。
爽のメッセージを確認した秋山は職場から去っていくが、その姿を見ていたのは瑠衣。そして何者かに「明日あたり動いて」と指令を出す。
爽は何かを決意したように一真を呼び出す。そこで爽は黙って離婚届を出し、すでに子どもがいることを知っていると告げる。すると一真は「前の結婚のこと……黙っててごめん」と謝罪。しかし爽は、一真が結婚をしていたことまでは知らなかった。その言動にTwitterでは「カズくん墓穴掘りまくりw」「地雷踏んだ!」と失笑の書き込みが。爽はそのまま離婚届を置いて去っていく。
後日、職場の仲間と居酒屋に出かけた爽。ヤケ気味に酒を飲み酔っ払ってしまい、アルバイトの寺嶋に介抱される。
翌朝、目が覚めると爽は下着姿のままホテルのベッドで眠っていた。昨日の記憶がないまま出勤すると、編集部は大騒動に。壁には下着姿の爽と寺嶋が写っている大量の写真が貼り付けてあったのだ。騒ぎの中、爽の後輩・中村結(結城モエ)は「うまくやったよ」とメッセージを送る。それを受信したのは、笑みを浮かべる寺嶋だった。
騒動の責任をとるため、編集長に会社を辞めると話す爽。しかし編集長は辞職ではなく休職を提案し、家に帰るように告げる。しかし自分の居場所はどこにもないと、爽は一人で公園に座っていた。そんな爽のスマホに着信が。相手はかつて何者かの策略によって社内不倫が会社で明るみになった元同僚・横山優希(大西礼芳)。優希は職場での騒動をすでに知っており、こう忠告する。
「もし私を陥れた犯人が同じ人間だとしたら、誰かが職場であんたを破滅させようとしていたら、もし全部つながっていたのだとしたら……」「つまりそこまでして、あんたを叩きのめしたい人間がいるってこと」
すると今度は、スマホに別のメッセージが届く。
「そんなところでいじけてないで、誰かに泣きついたらいいのに」「それともプライドが邪魔してできませんか?」
メッセージの主は、爽のすぐそばで微笑む瑠衣。この光景に「マジでホラーだ…」「何が目的なんだ」「監視してんの?こわすぎ」と恐怖を抱く書込みがあがる。
帰宅し、風呂に入ってワインを飲む爽。そして7年前の秋山との約束を思い出す。
「約束してくれないか? 絶対に幸せになるって。きっちり守ってくれる奴見つけて、必ず幸せになるって」
その約束が守れなかった爽は、黙って浴槽の湯に身を沈める……。
【文:高山 惠】
女性ファッション誌の編集部に所属する爽は、責任ある仕事を任されるエース的存在。私生活でも夫・荻野一真(小池徹平)と幸せな結婚生活を送っていたが、一真は友人の及川瑠衣(中村ゆりか)と不倫していたことが発覚。その一方、爽は高校時代に交際していたオーナーシェフ・秋山と再会していた。
気分が悪くなりトイレで嘔吐していた爽は、一真の子どもを妊娠したのではないかと考え始めていた。複雑な想いを抱えながらカフェにいると、秋山の妻・美和子(徳永えり)と遭遇する。美和子は秋山と爽が高校生の頃から知り合いだったことを尋ねると、「卒業以来、会ってなかった」と語る爽。しかし爽は秋山が7年前にイタリアへ料理修行に行ったことを知っていた。それに気づいた美和子は、動揺したようにその場を去っていく。
爽は7年前、一度だけ秋山に会っていた。2人は一緒にお酒を呑み、ある約束をしたのだった……。
一方、秋山は一真の裏切りで苦しんでいる爽を心配し、何度も電話をかけていた。しかし爽はまったく電話に出ない。その頃、爽は妊娠検査薬を使用するが、結果は陰性。すると妊娠をしていないことに安堵する自分に気づく。
爽が会社へ出勤すると、そこには秋山の姿が。電話に出ない爽を心配し、顔を見にきたのだ。爽は見つからないように身を隠し、「二人で会うのはもう止めよう」「7年前の約束、守れなくてごめん」とスマホからメッセージを送る。
爽のメッセージを確認した秋山は職場から去っていくが、その姿を見ていたのは瑠衣。そして何者かに「明日あたり動いて」と指令を出す。
爽は何かを決意したように一真を呼び出す。そこで爽は黙って離婚届を出し、すでに子どもがいることを知っていると告げる。すると一真は「前の結婚のこと……黙っててごめん」と謝罪。しかし爽は、一真が結婚をしていたことまでは知らなかった。その言動にTwitterでは「カズくん墓穴掘りまくりw」「地雷踏んだ!」と失笑の書き込みが。爽はそのまま離婚届を置いて去っていく。
後日、職場の仲間と居酒屋に出かけた爽。ヤケ気味に酒を飲み酔っ払ってしまい、アルバイトの寺嶋に介抱される。
翌朝、目が覚めると爽は下着姿のままホテルのベッドで眠っていた。昨日の記憶がないまま出勤すると、編集部は大騒動に。壁には下着姿の爽と寺嶋が写っている大量の写真が貼り付けてあったのだ。騒ぎの中、爽の後輩・中村結(結城モエ)は「うまくやったよ」とメッセージを送る。それを受信したのは、笑みを浮かべる寺嶋だった。
騒動の責任をとるため、編集長に会社を辞めると話す爽。しかし編集長は辞職ではなく休職を提案し、家に帰るように告げる。しかし自分の居場所はどこにもないと、爽は一人で公園に座っていた。そんな爽のスマホに着信が。相手はかつて何者かの策略によって社内不倫が会社で明るみになった元同僚・横山優希(大西礼芳)。優希は職場での騒動をすでに知っており、こう忠告する。
「もし私を陥れた犯人が同じ人間だとしたら、誰かが職場であんたを破滅させようとしていたら、もし全部つながっていたのだとしたら……」「つまりそこまでして、あんたを叩きのめしたい人間がいるってこと」
すると今度は、スマホに別のメッセージが届く。
「そんなところでいじけてないで、誰かに泣きついたらいいのに」「それともプライドが邪魔してできませんか?」
メッセージの主は、爽のすぐそばで微笑む瑠衣。この光景に「マジでホラーだ…」「何が目的なんだ」「監視してんの?こわすぎ」と恐怖を抱く書込みがあがる。
帰宅し、風呂に入ってワインを飲む爽。そして7年前の秋山との約束を思い出す。
「約束してくれないか? 絶対に幸せになるって。きっちり守ってくれる奴見つけて、必ず幸せになるって」
その約束が守れなかった爽は、黙って浴槽の湯に身を沈める……。
【文:高山 惠】
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