「上沼恵美子とサンドウィッチマンの初タッグに、視聴者が求めていた化学反応を見た」
2025.01.01
『新春 上沼×サンドの出すぎた杭は打たれない』プロデューサー・辰 壮一朗氏インタビュー
「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない」——。この言葉を体現するかのように、芸能界の荒波を乗り越え、己を貫き通してきた上沼恵美子とサンドウィッチマン。2025年1月2日(木)午後4時5分~放送される特番『新春 上沼×サンドの出すぎた杭は打たれない』(読売テレビ・日本テレビ系)では、この3人が初めてMCとしてタッグを組む。
企画・プロデュースを手がける辰 壮一朗プロデューサーに、番組誕生の経緯から収録の裏側まで、たっぷり語っていただいた。
──まずは辰プロデューサーの経歴からお聞かせください。
2008年に入社して以来、報道局で記者として大阪府警担当や大阪市政担当を経験。2013年6月からは情報ライブ「ミヤネ屋」に異動し、ディレクター、デスク、演出と経験を重ね、2024年6月からは制作局で「クギズケ!」の演出・プロデューサー、「鳥人間コンテスト」のプロデューサーを担当しています。
──上沼さんとサンドウィッチマンという豪華な組み合わせが実現しましたね。
企画・プロデュースを手がける辰 壮一朗プロデューサーに、番組誕生の経緯から収録の裏側まで、たっぷり語っていただいた。
──まずは辰プロデューサーの経歴からお聞かせください。
2008年に入社して以来、報道局で記者として大阪府警担当や大阪市政担当を経験。2013年6月からは情報ライブ「ミヤネ屋」に異動し、ディレクター、デスク、演出と経験を重ね、2024年6月からは制作局で「クギズケ!」の演出・プロデューサー、「鳥人間コンテスト」のプロデューサーを担当しています。
──上沼さんとサンドウィッチマンという豪華な組み合わせが実現しましたね。
©ytv
実は、上沼さんは以前からサンドウィッチマンの漫才も、お二人の人柄も大好きだとおっしゃっていました。実際、2007年のM-1グランプリで上沼さんが初めて審査員を務めた際、決勝で選んだのがサンドウィッチマンでした。
一方、サンドウィッチマンのお二人も上沼さんのことを大変尊敬されていて、読売テレビの「クギズケ!」にも出演いただくなど、いわば相思相愛の関係でした。MCの打診をした時も、上沼さんからは「サンドウィッチマンは大好き。一緒にMCやれるって最高!」、サンドウィッチマンからは「あの憧れの上沼さんとMCをやれるなんて本当夢のようです」と、3人とも大変喜んでいただけました。
──番組の演出で特に気をつけた点は?
上沼さんの良さとサンドウィッチマンの良さを消さないことを第一に考えました。特に上沼さんには縦横無尽にトークで暴れていただきたかったので、普段の番組で担っていただいているスタジオ進行を伊達さんにお任せしました。
伊達さんは他の番組でもMC進行をされていて、スタジオのまわしが抜群に上手いんです。そこで、上沼さんのトークの合間に伊達さんならではの進行を入れていただく。また、富澤さんには伊達さんのフォローとスタジオ展開を俯瞰でみていただき、その都度思われたことをしゃべっていただく。富澤さんの「人とは違う視点で物事をみてそこから生まれる笑い」を大切にしました。
──収録を終えての手応えは?
とにかく面白かったですね。一方で、上沼さんもサンドウィッチマンも相談者に対して、本当に真剣に「愛のある言葉」でお話されていたのが印象的でした。芸能界で苦労された3人だからこその説得力はすごかったです。
例えば、やす子さんの「賞レースに出たほうがいいですか?」という悩みに対して、M-1王者のサンドウィッチマン・伊達さんが「芸人なんだからしっかりネタはやらないといけない。自分たちも毎年全国ツアーをするなどお客の前での漫才を大切にしている」と語れば、上沼さんが「芸人というのは板を踏まないとあかん!」と続き、富澤さんが「結局出るの出ないの?」とツッコむ。お笑い界の頂点を極めた3人だからこその貴重なアドバイスが聞けました。
一方、サンドウィッチマンのお二人も上沼さんのことを大変尊敬されていて、読売テレビの「クギズケ!」にも出演いただくなど、いわば相思相愛の関係でした。MCの打診をした時も、上沼さんからは「サンドウィッチマンは大好き。一緒にMCやれるって最高!」、サンドウィッチマンからは「あの憧れの上沼さんとMCをやれるなんて本当夢のようです」と、3人とも大変喜んでいただけました。
──番組の演出で特に気をつけた点は?
上沼さんの良さとサンドウィッチマンの良さを消さないことを第一に考えました。特に上沼さんには縦横無尽にトークで暴れていただきたかったので、普段の番組で担っていただいているスタジオ進行を伊達さんにお任せしました。
伊達さんは他の番組でもMC進行をされていて、スタジオのまわしが抜群に上手いんです。そこで、上沼さんのトークの合間に伊達さんならではの進行を入れていただく。また、富澤さんには伊達さんのフォローとスタジオ展開を俯瞰でみていただき、その都度思われたことをしゃべっていただく。富澤さんの「人とは違う視点で物事をみてそこから生まれる笑い」を大切にしました。
──収録を終えての手応えは?
とにかく面白かったですね。一方で、上沼さんもサンドウィッチマンも相談者に対して、本当に真剣に「愛のある言葉」でお話されていたのが印象的でした。芸能界で苦労された3人だからこその説得力はすごかったです。
例えば、やす子さんの「賞レースに出たほうがいいですか?」という悩みに対して、M-1王者のサンドウィッチマン・伊達さんが「芸人なんだからしっかりネタはやらないといけない。自分たちも毎年全国ツアーをするなどお客の前での漫才を大切にしている」と語れば、上沼さんが「芸人というのは板を踏まないとあかん!」と続き、富澤さんが「結局出るの出ないの?」とツッコむ。お笑い界の頂点を極めた3人だからこその貴重なアドバイスが聞けました。
©ytv
──番組制作で苦労した点は?
初めての特番で、かつ東京での収録ということもあり、本当に一から作り上げていく作業でした。スタジオ収録の場所からゲストの選定、タイトルまで、細部にこだわって作り上げていきました。
特に難しかったのは、上沼さんとサンドウィッチマンそれぞれの役割分担です。数ある悩み相談番組の中での差別化、パネリストたちの巻き込み方、そして何より、収録時間に限りがある中での相談の取捨選択には苦心しました。
──最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。
昨今、テレビ離れが叫ばれ、コンプライアンスが厳しくなり、表現することが難しくなる世の中と言われていますが、この番組を見ている時だけはそれもすべて吹っ飛ばせるような内容になっています。
単なる笑いだけでなく、相談者たちとMCとの真剣なトーク、その中でMC3人がかける言葉の深みも感じ取れる内容です。今の若い世代には「テレビって面白いやん」と、これまでテレビを愛してきた世代には「テレビってこうやな」と思っていただけるような、バランスの取れた内容となっています。
1月2日という年の始まりに近い時期の放送です。この番組をご覧いただければ、きっと元気になれると信じています。
初めての特番で、かつ東京での収録ということもあり、本当に一から作り上げていく作業でした。スタジオ収録の場所からゲストの選定、タイトルまで、細部にこだわって作り上げていきました。
特に難しかったのは、上沼さんとサンドウィッチマンそれぞれの役割分担です。数ある悩み相談番組の中での差別化、パネリストたちの巻き込み方、そして何より、収録時間に限りがある中での相談の取捨選択には苦心しました。
──最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。
昨今、テレビ離れが叫ばれ、コンプライアンスが厳しくなり、表現することが難しくなる世の中と言われていますが、この番組を見ている時だけはそれもすべて吹っ飛ばせるような内容になっています。
単なる笑いだけでなく、相談者たちとMCとの真剣なトーク、その中でMC3人がかける言葉の深みも感じ取れる内容です。今の若い世代には「テレビって面白いやん」と、これまでテレビを愛してきた世代には「テレビってこうやな」と思っていただけるような、バランスの取れた内容となっています。
1月2日という年の始まりに近い時期の放送です。この番組をご覧いただければ、きっと元気になれると信じています。
©ytv
【番組情報】
2025年1月2日(木)午後4時5分~午後5時55分
読売テレビ・日本テレビ系全国ネット
【出演】
MC
上沼恵美子
サンドウィッチマン (伊達みきお・富澤たけし)
相談者
亀梨和也 (KAT-TUN)
やす子
金子恵美・宮崎謙介
ゲスト
岡田圭右 (ますだおかだ)
ぺこぱ (シュウペイ・松陰寺太勇)
ゆうちゃみ
【配信】
放送後 TVer、ytvMyDo! Huluで配信予定
【番組ホームページ】
https://www.ytv.co.jp/desukui/
2025年1月2日(木)午後4時5分~午後5時55分
読売テレビ・日本テレビ系全国ネット
【出演】
MC
上沼恵美子
サンドウィッチマン (伊達みきお・富澤たけし)
相談者
亀梨和也 (KAT-TUN)
やす子
金子恵美・宮崎謙介
ゲスト
岡田圭右 (ますだおかだ)
ぺこぱ (シュウペイ・松陰寺太勇)
ゆうちゃみ
【配信】
放送後 TVer、ytvMyDo! Huluで配信予定
【番組ホームページ】
https://www.ytv.co.jp/desukui/
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