合コン×グルメ×推理の不思議なコラボに「見たいコンテンツが詰まっている」山本美月主演『ランチ合コン探偵』

2020.01.10

合コン×グルメ×推理の不思議なコラボに「見たいコンテンツが詰まっている」山本美月主演『ランチ合コン探偵』
©ytv
山本美月主演の連続ドラマ『ランチ合コン探偵 ~恋とグルメと謎解きと~』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11:59〜)の第1話が1月9日に放送された。舞台となるのは、住宅会社「大仏ホーム」経理部の昼休みに開催されるランチ合コン。しかしそこで生まれるのは恋ではなく、なぜか解かずにはいられない奇妙な謎の数々だった。また、合コンが開催されるレストランと料理は、すべて実在のもの。「合コン×グルメ×推理」の不思議なコラボレーションにTwitterでは「こういうライトな雰囲気の探偵もの好き」「オシャレで美味しそうなご飯と、わいわいミステリ。見たいコンテンツがみっしり詰まっている」「飯テロォォォ。お腹空いた……」などの反響があった。

大仏ホーム経理部に、経歴不明の天野ゆいか(山本美月)が中途入社してきた。恋に貪欲な肉食系女子・阿久津麗子(トリンドル玲奈)が勤務する経理部は、部長の亀田広(木村祐一)、ベテランの小島和子(池谷のぶえ)、入社二年目の吉川颯太(金井浩人)の4名が所属。その日の午前中、麗子のスマホに交際相手からメールが。そこには「他に好きな人ができた」と書かれていたが、平静を装って麗子は業務をこなす。

しかし定時終了後、突然「その男性とは別れたほうがいいと思います」と告げるのは、入社したばかりのゆいか。唖然とする麗子に対し、さらに「きっと彼はこう思ったのでしょう。仕事に追われている午前中なら、怒って電話をかけてくる心配はない」「阿久津さんの気持ちより自分の都合を優先する、思いやりのない男性です」とたたみかける。ゆいかがこう思ったのは、麗子の状況や情報を組み立てた上での推理によるもの。麗子は見事に図星をつかれた形となった。

翌日、肉食系の麗子は新しい恋を見つけるためにランチタイムの合コンを計画。社内の女子を次々と誘うが、みんなの反応は芳しくない。そんな中、「私が行ってもいいですよ」と名乗り出たのが、ゆいかだった。

結局、麗子はゆいかと2人でランチ合コンへ参加することに。相手はSNSでつながっている商社勤務の築山亮介(佐野和真)と、後輩の早坂拓哉(太田基裕)。麗子は冬にもかかわらずノースリーブのワンピースで挑み、「私のことは下の名前で呼んでくださいね」と女子力を猛アピール。これに対し、早坂の心の声は「圧がすごいな……」というものだった。これにはTwitterでも「男子の本音」「確かにノースリーブって浮いてるよね、ランチで(笑)」と、共感の声が。
一方、ゆいかは「私は(これまで)どなたともお付き合いしたことはありません」と語り、合コン自体には興味なさげ。それより、メンバーを注意深く観察することに興味があるようだ。

築山と早坂は会社が借り上げている同じマンションに住んでいるが、早坂のほうは近々引っ越す予定だと語る。帰宅すると誰もいないはずの部屋に妙な気配がするので、落ち着かないという。その部屋はいわくつきで、同じ会社にいた前の持ち主の女性が失踪しているらしい。また早坂が部屋にいると、女性の声で何度も「ごめんなさい」と謝る電話がかかってくる。早坂は声に聞き覚えがないので築山に確認してもらったところ、失踪した女性の声に似ていることも判明。また失踪した女性は、営業部長と不倫関係にあった……。

これらの話をもとに、ゆいかは合コンそっちのけで得意の推理を働かせ、その謎を解き明かそうとする。一方、麗子は恋に関係ない謎解きに興味が持てない。そして、ゆいかが言う。
「すべての構図が見えました」
一連の出来事の謎を解き明かすキーワードは「心理操作」だという。果たして、ゆいかが解き明かした奇妙な出来事の真相とは一体何なのか?

結局、謎解きのせいで恋が生まれることなく、合コンはお開きとなる。
「あなたって変わってるね。なんか探偵みたい」
こう声をかける麗子の表情は、なぜか晴れやかだった。謎が解けてそれなりにスッキリしたらしい。一方、ゆいかは合コンに興味がなかったが、失恋した麗子を応援したいと思ったから参加を申し出たと語る。
そんなゆいかが本当はどんな人物なのか、麗子は気になり、亀田部長に尋ねた。しかし分かったのは会長直々の特別採用であることのみだった。

その後、ゆいかは主治医である白石律子(知念里奈)とこんな会話をしていた。
「人って不思議ですね……記憶がなくても生きていけるのですから」
果たして、ゆいかが主治医に語った言葉の意味とは? そして次回のランチ合コンは、1月16日の放送で開催。「推理の世界に入り込む演出と、妙に美味しそうな料理に惹きつけられる」「合コンだっつってんのに、全然合コンしなくてすごい好感持てる」といった声があったが、次に生まれるのは新たな恋か、それとも奇妙な謎解きか?

【文:高山 惠】
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