辛坊治郎氏がすごいと思うコメンテーター、1位と2位は誰か。共感7割、反感3割、時々炎上…のあの人!
2022.12.02
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春と秋の恒例企画、「1位と2位を当てまSHOW」。11月27日放送の「そこまで言って委員会NP」ではその第12弾として、5人の有識者が出題者となった。
元そこまで言って委員会NP議長・辛坊治郎氏が出題したのは「すごいと思うコメンテーター」、その1位と2位を当てようという問題だ。
辛坊氏によると“すごいコメンテーター”の基準は「共感7割、反感3割、時々炎上」というもの。第5位はテレビ朝日の玉川徹氏、第4位は元衆議院議員の杉村太蔵氏だった。論客たちはこれをもとにそれぞれ1位と2位を予想した。
山口真由氏(信州大学特任教授)はなんと「1位橋下徹、2位山口真由」と、自分を入れてきた。
「辛坊さんは、私が可愛くてしょうがない。この番組で育てたコメンテーターが、東京で頑張っているのを、娘を見るような思いで見ているのではと2位にした。1位の理由は、雑誌を読むと大阪市長について、辛坊さんは自分自身の立候補もまんざらではないと書いてあった。だとしたら、橋下徹さんとの関係が重要じゃないかと。」
立川志らく氏(落語家)は「1位ひろゆき、2位デーブ・スペクター」と回答。
「5位、4位は色物路線。きっちりした人ではなく、ちょっとふざけている感じ。ひろゆき氏と辛坊さんは以前ちょっと喧嘩になった。辛坊さんはひねくれているから、ひろゆき氏が1位。2位は、一番ふざけているデーブ・スペクター氏。」
村田晃嗣氏(同志社大学教授)は「1位橋下徹、2位三浦瑠麗」
「橋下徹氏はこの番組を始め、1番お付き合いの長い方で、気心もよく知ってらっしゃる。2位は山口さんか、三浦瑠麗さんかで迷ったが、山口氏はここにいるので。」
山口氏が「なんで私じゃないの?」と突っかかる。
「『朝まで生テレビ!』で育てられた三浦瑠麗氏と『そこまで言って委員会NP』で育てられた私がいて、辛坊さんが私を選ばなかったら、自分がおかしいことになる。」
村田氏は「すいません。深いことは全く考えてないので。」と逃げに出た。
丸田佳奈氏(医師)は「1位山口真由、2位デーブ・スペクター」と回答。
「コメントの内容ではないと思う。4位、5位を見るとキャラで選んでいる。そうすると野村修也氏は外れる。山口さんのすごいところは、東大首席だということ。ここに座っているべき人じゃないのに、コメンテーターをやり続けていて、その頭脳を他に使ってよと思う。」
また山口氏が「ディスられてる?」とむくれる。
丸田氏が「褒めてる!」と続ける。「コメンテーターなんて職業をやっているのがもったいないから、そういう意味で1位にあげると思った。」
竹田恒泰氏(作家)も「1位山口真由、2位野村修也」と山口氏を1位にした。
「辛坊さんは何かぶっ込んでくる気がする。一筋縄には行かない。それが何かがわからない。山口さんは、(思想的に)右寄りの番組に出ると、左に聞こえる。左寄りの番組に出ると、右に聞こえる。これはすごいこと。」
井上和彦氏(軍事ジャーナリスト)は「1位ひろゆき、2位三浦瑠麗」と回答したが竹田氏に同調。
「この問題は調べてもわからない。門田つぶし。門田さんは当たらないと思う。」
この企画では毎回徹夜でリサーチをするなど、本気で取り組んできた門田隆将氏(作家)は「1位野村修也、2位橋下徹」とした。ちなみに門田氏はここまで全問正解。
「山口真由さんと三浦瑠麗さん、どっちかを選んだ場合、角が立つ。辛坊さんの性格を分析して、1位2位には入れないようにした。去年の2月27日のマイナビニュースに『ウェークアップ!ぷらす』卒業時の辛坊さんの言葉が掲載された。この番組はゲストコメンテーターの皆さんに本当に助けられたと発言している。コメンテーターだったのが野村さんで、継続した番組のMCになったのだから、ものすごく評価をしているということで、1位にした。2位は“共感7割、反感3割、時々炎上“はまさに橋下さんなので。」
回答が出揃ったところで、番組議長・黒木千晶アナが
「見事的中した方はいるのでしょうか、結果を見てみましょう。」と宣言。
VTRに辛坊氏が再登場して発表する。
「3位は山口真由さん。この人はすごい。知能レベルはとてつもなく高いはずなのに、テレビで喋っているのを聞いても、頭の良さをみじんも感じない。あれだけ頭がいい人が何を喋っても、馬鹿じゃないかと聞こえてしまうところがすごい。」何度も名前が挙がった山口氏だが意外に3位だった。
第2位は野村修也氏(中央大学法科大学院教授)を選んだ。
「意見感想は個々人、いろいろあるのでどんなことをいうのも勝手だが、前提となる事実関係で、間違ってコメントしている人は結構多い。野村修也さんがすごいのは、発言がすごく精密で、前提となる情報、知識、事実関係で間違っていることがまずないこと。」
そして第1位は、橋下徹氏だった。
「コメンテーターで大切なのは7割共感、3割反感、時々炎上。5位の玉川徹さんはそのタイプだが、玉川さんはテレビ朝日でしか多分通用しない。ところが橋下徹という男のすごいのは、どの局に行っても見事に7割、共感3割半感、時々炎上が演じられる。とてつもない能力。つまり、すげえ商売人だ。」
結果は、1位橋下徹、2位野村修也。
門田氏は惜しくも1位と2位が逆だった。あくまで1位と2位をそのまま当てなければ残念、ということになる。5番目の出題、黒木アナからの「私の好きな焼き鳥TOP5」も気になるが、見逃し配信でチェックしてもらいたい。
【文:境治】
元そこまで言って委員会NP議長・辛坊治郎氏が出題したのは「すごいと思うコメンテーター」、その1位と2位を当てようという問題だ。
辛坊氏によると“すごいコメンテーター”の基準は「共感7割、反感3割、時々炎上」というもの。第5位はテレビ朝日の玉川徹氏、第4位は元衆議院議員の杉村太蔵氏だった。論客たちはこれをもとにそれぞれ1位と2位を予想した。
山口真由氏(信州大学特任教授)はなんと「1位橋下徹、2位山口真由」と、自分を入れてきた。
「辛坊さんは、私が可愛くてしょうがない。この番組で育てたコメンテーターが、東京で頑張っているのを、娘を見るような思いで見ているのではと2位にした。1位の理由は、雑誌を読むと大阪市長について、辛坊さんは自分自身の立候補もまんざらではないと書いてあった。だとしたら、橋下徹さんとの関係が重要じゃないかと。」
立川志らく氏(落語家)は「1位ひろゆき、2位デーブ・スペクター」と回答。
「5位、4位は色物路線。きっちりした人ではなく、ちょっとふざけている感じ。ひろゆき氏と辛坊さんは以前ちょっと喧嘩になった。辛坊さんはひねくれているから、ひろゆき氏が1位。2位は、一番ふざけているデーブ・スペクター氏。」
村田晃嗣氏(同志社大学教授)は「1位橋下徹、2位三浦瑠麗」
「橋下徹氏はこの番組を始め、1番お付き合いの長い方で、気心もよく知ってらっしゃる。2位は山口さんか、三浦瑠麗さんかで迷ったが、山口氏はここにいるので。」
山口氏が「なんで私じゃないの?」と突っかかる。
「『朝まで生テレビ!』で育てられた三浦瑠麗氏と『そこまで言って委員会NP』で育てられた私がいて、辛坊さんが私を選ばなかったら、自分がおかしいことになる。」
村田氏は「すいません。深いことは全く考えてないので。」と逃げに出た。
丸田佳奈氏(医師)は「1位山口真由、2位デーブ・スペクター」と回答。
「コメントの内容ではないと思う。4位、5位を見るとキャラで選んでいる。そうすると野村修也氏は外れる。山口さんのすごいところは、東大首席だということ。ここに座っているべき人じゃないのに、コメンテーターをやり続けていて、その頭脳を他に使ってよと思う。」
また山口氏が「ディスられてる?」とむくれる。
丸田氏が「褒めてる!」と続ける。「コメンテーターなんて職業をやっているのがもったいないから、そういう意味で1位にあげると思った。」
竹田恒泰氏(作家)も「1位山口真由、2位野村修也」と山口氏を1位にした。
「辛坊さんは何かぶっ込んでくる気がする。一筋縄には行かない。それが何かがわからない。山口さんは、(思想的に)右寄りの番組に出ると、左に聞こえる。左寄りの番組に出ると、右に聞こえる。これはすごいこと。」
井上和彦氏(軍事ジャーナリスト)は「1位ひろゆき、2位三浦瑠麗」と回答したが竹田氏に同調。
「この問題は調べてもわからない。門田つぶし。門田さんは当たらないと思う。」
この企画では毎回徹夜でリサーチをするなど、本気で取り組んできた門田隆将氏(作家)は「1位野村修也、2位橋下徹」とした。ちなみに門田氏はここまで全問正解。
「山口真由さんと三浦瑠麗さん、どっちかを選んだ場合、角が立つ。辛坊さんの性格を分析して、1位2位には入れないようにした。去年の2月27日のマイナビニュースに『ウェークアップ!ぷらす』卒業時の辛坊さんの言葉が掲載された。この番組はゲストコメンテーターの皆さんに本当に助けられたと発言している。コメンテーターだったのが野村さんで、継続した番組のMCになったのだから、ものすごく評価をしているということで、1位にした。2位は“共感7割、反感3割、時々炎上“はまさに橋下さんなので。」
回答が出揃ったところで、番組議長・黒木千晶アナが
「見事的中した方はいるのでしょうか、結果を見てみましょう。」と宣言。
VTRに辛坊氏が再登場して発表する。
「3位は山口真由さん。この人はすごい。知能レベルはとてつもなく高いはずなのに、テレビで喋っているのを聞いても、頭の良さをみじんも感じない。あれだけ頭がいい人が何を喋っても、馬鹿じゃないかと聞こえてしまうところがすごい。」何度も名前が挙がった山口氏だが意外に3位だった。
第2位は野村修也氏(中央大学法科大学院教授)を選んだ。
「意見感想は個々人、いろいろあるのでどんなことをいうのも勝手だが、前提となる事実関係で、間違ってコメントしている人は結構多い。野村修也さんがすごいのは、発言がすごく精密で、前提となる情報、知識、事実関係で間違っていることがまずないこと。」
そして第1位は、橋下徹氏だった。
「コメンテーターで大切なのは7割共感、3割反感、時々炎上。5位の玉川徹さんはそのタイプだが、玉川さんはテレビ朝日でしか多分通用しない。ところが橋下徹という男のすごいのは、どの局に行っても見事に7割、共感3割半感、時々炎上が演じられる。とてつもない能力。つまり、すげえ商売人だ。」
結果は、1位橋下徹、2位野村修也。
門田氏は惜しくも1位と2位が逆だった。あくまで1位と2位をそのまま当てなければ残念、ということになる。5番目の出題、黒木アナからの「私の好きな焼き鳥TOP5」も気になるが、見逃し配信でチェックしてもらいたい。
【文:境治】
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