イタリア人騎手・デムーロが「函館記念」に出たがる意外すぎる理由とは!?
2019.05.10
意外な視点から騎手の日常を捉え、『この番組をきっかけに競馬に興味を持つようになった!』と若い女性からも多くの支持を集めるシリーズの第6弾。今シリーズには、数多くの重賞勝利をあげ、ここ一番の勝負強さで知られるイタリア人騎手 ミルコ・デムーロ騎手(以下、デムーロ)が登場した。競馬ファンの間では大の親日家として知られるデムーロが、自宅を構え、大好きだと公言する京都。番組は4週連続放送だが、初回(5月3日・金)は、400年以上の歴史を持つ京の台所「錦市場」をデムーロが案内した。
イタリアで4年連続リーディングジョッキーとなり若くして頂点に立ったデムーロは外国人騎手として、初めてJRAの通年免許を手に入れたほか、GⅠなどの重賞レースで活躍するほか、東日本大震災直後のドバイワールドカップで日本馬として初めて優勝し、馬上で日の丸を掲げた姿で日本を勇気づけたことが競馬ファンの間では有名だ。
デムーロの大好きな場所のひとつが錦市場。漬物や和菓子、乾物、豆腐など、日本らしい食材や料理がならぶ。その中でも特に好きだというのが「白子」。番組でも紹介された木村鮮魚店は、ミルコ騎手の愛する店のひとつ。店頭で白子にサッとポン酢をかけてもらい食べるのが至福の時だそうだ。
イタリアで4年連続リーディングジョッキーとなり若くして頂点に立ったデムーロは外国人騎手として、初めてJRAの通年免許を手に入れたほか、GⅠなどの重賞レースで活躍するほか、東日本大震災直後のドバイワールドカップで日本馬として初めて優勝し、馬上で日の丸を掲げた姿で日本を勇気づけたことが競馬ファンの間では有名だ。
デムーロの大好きな場所のひとつが錦市場。漬物や和菓子、乾物、豆腐など、日本らしい食材や料理がならぶ。その中でも特に好きだというのが「白子」。番組でも紹介された木村鮮魚店は、ミルコ騎手の愛する店のひとつ。店頭で白子にサッとポン酢をかけてもらい食べるのが至福の時だそうだ。
©ytv
この白子のねっとりとした食感や味わいが大好きなんだそう。地中海に突き出したように存在するイタリア。そのためイタリア料理には、魚介を使ったメニューも多い。なかには、日本の「カラスミ」と「ボッタルガ」のように、ソックリな珍味まで存在する。実は、このボッタルガの産地として有名なのが、デムーロの両親の出身地であるサルデーニャ地方。そのため、デムーロも魚介が大好き。時間が許せば月に2〜3回、錦市場を訪問し、木村鮮魚店の白子のほか、オイスターバーで牡蠣など、観光客用に少量単位で用意されたグルメを味わっている。「肉も好きだけど、食べると次の日に身体が重いね」とデムーロ。体重に人一倍、気を遣わないといけない騎手にとっては、好きな魚介をちょこちょこ食べられる錦市場は、気分転換などに最高の場所のようだ。
そして、木村鮮魚店でのもうひとつのお気に入りアイテムがウニ。イタリアにもウニのパスタがあるため、店でもウニを食べることが多いようだが、このウニを思う存分楽しめるチャンスがデムーロにはある。夏競馬シーズンになると、JRAでは、GⅢレースの「函館記念」などのレースを函館競馬場で開催。このレースに騎乗するチャンスがあると、名物のウニを食べられるということで、シーズンが近づくと、マネージャーに「函館のレース決まってない?」と何度も質問するそうだ。
そして、木村鮮魚店でのもうひとつのお気に入りアイテムがウニ。イタリアにもウニのパスタがあるため、店でもウニを食べることが多いようだが、このウニを思う存分楽しめるチャンスがデムーロにはある。夏競馬シーズンになると、JRAでは、GⅢレースの「函館記念」などのレースを函館競馬場で開催。このレースに騎乗するチャンスがあると、名物のウニを食べられるということで、シーズンが近づくと、マネージャーに「函館のレース決まってない?」と何度も質問するそうだ。
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ちなみに、梅干し、柴漬け、納豆までもが好物という、デムーロ。以前、新幹線で納豆を食べて、「ミルコ、新幹線で納豆はダメだよ!」と注意されたというエピソードもあるほど。
WEB限定配信の特別版ではデムーロの新たな挑戦もみられる。錦市場を進むと、威勢の良いかけ声が聞こえてくる。「ああ、餅つきをやっていますね」と立ち寄ったのが和菓子店。「餅は、そのままでもいいけど、小豆と抹茶と一緒に食べると美味しいね」とデムーロ。臼と杵を使い、餅つきをする職人さんを見て、「これは(イタリアには)絶対無い。日本の文化ですね」と感心しきり。ここでは、お店のスタッフに促されて、餅をついてみることに。
WEB限定配信の特別版ではデムーロの新たな挑戦もみられる。錦市場を進むと、威勢の良いかけ声が聞こえてくる。「ああ、餅つきをやっていますね」と立ち寄ったのが和菓子店。「餅は、そのままでもいいけど、小豆と抹茶と一緒に食べると美味しいね」とデムーロ。臼と杵を使い、餅つきをする職人さんを見て、「これは(イタリアには)絶対無い。日本の文化ですね」と感心しきり。ここでは、お店のスタッフに促されて、餅をついてみることに。
杵を持ち、「ヨイショ〜」のかけ声に合わせ餅をついていく。「競馬の手綱引くときと比べてどう?」との感想を求められると、「全然違う。重いし、けっこうしんどい」と答える。せっかくなので、つきたてのお餅を食べさせていただくことに。きなこをまぶした温かい餅に「(つきたては)おいしい、最高です」と。また、「甘いのが好き」と大好きな和菓子の苺大福をほおばった。こちらでも頬に指を付けるおいしいのポーズが飛び出す。「餅に似たようなものがイタリアにない。グミみたいな感じですね。おいしくて、しあわせになる!」と喜んでいた。
そんなデムーロが、大好きな京都の魅力的な場所を案内する番組が5月3日(金・祝)からスタートした。初回の世帯視聴率は10.4%(関西)を獲得したが、2日後、デムーロ自身が快挙を成し遂げた。G1・NHKマイルカップでデムーロ騎乗のアドマイヤマーズ(2番人気)が堂々の優勝。ウイニングランでは、何度も歓声に応え、左手を突き上げた。
そんなデムーロが、大好きな京都の魅力的な場所を案内する番組が5月3日(金・祝)からスタートした。初回の世帯視聴率は10.4%(関西)を獲得したが、2日後、デムーロ自身が快挙を成し遂げた。G1・NHKマイルカップでデムーロ騎乗のアドマイヤマーズ(2番人気)が堂々の優勝。ウイニングランでは、何度も歓声に応え、左手を突き上げた。
※JRA提供
優勝を決めたアドマイヤマーズ(5月5日~東京・11R)
G1に勝って、今後のデムーロからも目が離せないが、10日・金曜放送の第2回目にも是非、熱い視線を…。日本のヴェネツィアと呼ばれる絶景スポット「伊根の舟屋」を訪れる。日本人以上に日本ツウ(?)のデムーロの表現が楽しみだ。
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舟屋をバックに微笑むミルコ・デムーロ騎手
【取材/文】高田 強
【編集】村上 高明
【番組情報】
イタリア人騎手 ミルコ・デムーロが見た 「グラッチェ!京都」
2019年5月3日(金)、10日(金)、17日(金)、24日(金) よる8時54分〜放送
【編集】村上 高明
【番組情報】
イタリア人騎手 ミルコ・デムーロが見た 「グラッチェ!京都」
2019年5月3日(金)、10日(金)、17日(金)、24日(金) よる8時54分〜放送
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