弱った胃腸と日本を仲村トオルが踊って元気に!アサヒグループ食品『エビオス錠』
2020.12.04
エビオス CM 弱るもん歌「海辺の朝」ありがとうの90周年篇 仲村トオル
via www.youtube.com
忘年会などで飲食の機会が増えるこの季節。例年なら、「食べ過ぎ・飲みすぎにはコレ!」といったテレビCMをよく見る時季だが、今年はコロナのせいか、何となく元気がないように感じる。
そんな中で、目立つのがアサヒグループ食品の『エビオス錠』。海の岩場に俳優の仲村トオルさんが立ち、「♪エビオス、エビオス、オス、オス、オス」という軽快な曲に合わせ、演歌歌手や変なおじさんを思い起こさせるシュールな振り付けで踊っている。
今や登場人物やキャラクターが踊るCMは珍しくないが、どちらかと言えばクールで渋い俳優の仲村トオルさんに踊るイメージがないだけに、目立ち度はダントツだ。
そこでテレビのことなら何でも気になる『読みテレ編集部』、今回はこのCMにスポットを当てることに。答えてくれたのはアサヒグループ食品・ベビー&ヘルスケアマーケティング部の本松達朗さん。
--公式YouTubeでも240万再生を超える人気のCMですね。
「最初に放送したのは今年4月ですが、“弱るもんか”のメッセージが日本全体を明るく元気にする内容で、ご覧になったお客様より『ほっこりした』『元気が出た』『前向きになった』と大変ご好評をいただいております。また、少し期間を置きまして、10月から放送を開始したのですが、SNSでの発話量が4月を上回りました。通常、同じテレビCMを放送する場合、どうしても鮮度が低下してしまうのと同時に、発話量も低下していくものですから、その逆の現象に我々も驚いています」
--どうして仲村トオルさんは踊ってるんですか?
「あの振り付けには『胃腸が弱った』『けれども弱らないぞ』という想いを込めています。また、『♪エビオス、エビオス、オス、オス、オス』という歌詞には、「商品名を楽しく覚えていただきたい」という願いを込めています」
そんな中で、目立つのがアサヒグループ食品の『エビオス錠』。海の岩場に俳優の仲村トオルさんが立ち、「♪エビオス、エビオス、オス、オス、オス」という軽快な曲に合わせ、演歌歌手や変なおじさんを思い起こさせるシュールな振り付けで踊っている。
今や登場人物やキャラクターが踊るCMは珍しくないが、どちらかと言えばクールで渋い俳優の仲村トオルさんに踊るイメージがないだけに、目立ち度はダントツだ。
そこでテレビのことなら何でも気になる『読みテレ編集部』、今回はこのCMにスポットを当てることに。答えてくれたのはアサヒグループ食品・ベビー&ヘルスケアマーケティング部の本松達朗さん。
--公式YouTubeでも240万再生を超える人気のCMですね。
「最初に放送したのは今年4月ですが、“弱るもんか”のメッセージが日本全体を明るく元気にする内容で、ご覧になったお客様より『ほっこりした』『元気が出た』『前向きになった』と大変ご好評をいただいております。また、少し期間を置きまして、10月から放送を開始したのですが、SNSでの発話量が4月を上回りました。通常、同じテレビCMを放送する場合、どうしても鮮度が低下してしまうのと同時に、発話量も低下していくものですから、その逆の現象に我々も驚いています」
--どうして仲村トオルさんは踊ってるんですか?
「あの振り付けには『胃腸が弱った』『けれども弱らないぞ』という想いを込めています。また、『♪エビオス、エビオス、オス、オス、オス』という歌詞には、「商品名を楽しく覚えていただきたい」という願いを込めています」
©ytv
--仲村トオルさんは2013年から『エビオス錠』のCMにご出演ですが、起用の理由はどんなものでしたか。
「仲村トオルさんの『多くの方から長きにわたって愛されている』というパーソナリティが、エビオスの目指す姿であり、ブランド戦略との親和性が高いと考えたためです」
--仲村トオルさんにはあまり踊るイメージがありませんが、今回の内容や振り付けについて、どのような反応でしたか。
「照れるようなそぶりもなく、堂々と踊られていました。ご自宅でも何度も練習してくださったそうで、撮影当日はカメラ前でいきなり完璧に踊る仲村トオルさんにスタッフ一同圧倒されました」
--順調な撮影だったんですね。
「そうですね。ロケ撮影であり、陽の角度(当たり方)を重視していたため、撮影できる時間が限られており、タイムキーパーの方は冷や冷やしていたのではないかと思いますが、仲村トオルさんが完璧に踊られ、NGもなく一気に撮影が進み、すごくスムーズな撮影になりました」
--では最後に、御社がCMづくりで大切にしていることはどんなことですか。
「CM制作において大切なのは『(お客様の)貴重なお時間を頂戴している』という意識だと考えています。そのため、ブランドとしての『言いたいコト』をお客様の『見たいコト(見てもいいかなと思えるコト)』へ変換することを常に心掛けています。今回のCMは、お客様より『また見たい!』『他のCMはスキップするけど、このCMは最後まで見てます!』という嬉しいお声をたくさんいただき、確かな成果を感じています」
取材・文:井出 尚志
「仲村トオルさんの『多くの方から長きにわたって愛されている』というパーソナリティが、エビオスの目指す姿であり、ブランド戦略との親和性が高いと考えたためです」
--仲村トオルさんにはあまり踊るイメージがありませんが、今回の内容や振り付けについて、どのような反応でしたか。
「照れるようなそぶりもなく、堂々と踊られていました。ご自宅でも何度も練習してくださったそうで、撮影当日はカメラ前でいきなり完璧に踊る仲村トオルさんにスタッフ一同圧倒されました」
--順調な撮影だったんですね。
「そうですね。ロケ撮影であり、陽の角度(当たり方)を重視していたため、撮影できる時間が限られており、タイムキーパーの方は冷や冷やしていたのではないかと思いますが、仲村トオルさんが完璧に踊られ、NGもなく一気に撮影が進み、すごくスムーズな撮影になりました」
--では最後に、御社がCMづくりで大切にしていることはどんなことですか。
「CM制作において大切なのは『(お客様の)貴重なお時間を頂戴している』という意識だと考えています。そのため、ブランドとしての『言いたいコト』をお客様の『見たいコト(見てもいいかなと思えるコト)』へ変換することを常に心掛けています。今回のCMは、お客様より『また見たい!』『他のCMはスキップするけど、このCMは最後まで見てます!』という嬉しいお声をたくさんいただき、確かな成果を感じています」
取材・文:井出 尚志
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