草彅剛&郷ひろみ「アイドルとして愛され続ける二人のリアルなやり取りを描きたかった」【ハミング消臭実感】
2022.09.21
草彅剛さんがメインキャラクターを務める花王の衣料用柔軟仕上げ剤「ハミング消臭実感 抗菌バリアシリーズ」のテレビCMが「おもしろい!」と評判だ。
第三弾となる『ハミングは抗菌バリア』篇では、 “ハミングの精”に扮した郷ひろみさんの「僕に気が付かない芝居を続けるつもりだね?」というセリフに草彅さんはつい笑ってしまう。このほのぼのとした2人のやり取りに、つい見ているこちらもつられて笑ってしまうのだ。
このようなCMになった理由を「ハミング消臭実感 抗菌バリアシリーズ」CMシリーズのエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターを務める山崎隆明さんに伺った。
第三弾となる『ハミングは抗菌バリア』篇では、 “ハミングの精”に扮した郷ひろみさんの「僕に気が付かない芝居を続けるつもりだね?」というセリフに草彅さんはつい笑ってしまう。このほのぼのとした2人のやり取りに、つい見ているこちらもつられて笑ってしまうのだ。
このようなCMになった理由を「ハミング消臭実感 抗菌バリアシリーズ」CMシリーズのエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターを務める山崎隆明さんに伺った。
--まずは草彅剛さんを起用した理由を教えてください!
「幅広い年代の方に親しまれているメジャー感と清潔感に加えて、肩の力が抜けた自然体のお芝居が柔軟剤CMのメインキャラクターとしてベストであると判断しました。また草彅さんの魅力は、何といっても人の良さ。広告タレントにありがちなメッセージの押し売り感がなく、どんな役柄を与えても品が悪くならないので、CMのメインキャラクターとして、稀有な存在だと思います」
--なぜゲストは草彅さんに見えない設定に?
「今回のCMには商品を使用するユーザー(草彅さん)と、商品の良さを伝えるメッセンジャー(ハミングの精)がいますが、それぞれを普通に登場させると、どうしても既視感のある表現になってしまう。そこでメッセンジャーは見えない設定にすることで、見えない芝居をする草彅さんのおもしろさも狙えると考えました」
--第一弾ゲストは香取慎吾さん、第二弾ゲストは海原やすよ ともこさん。香取さんとのご関係は言うまでもありませんが、海原やすよ ともこさんと草彅さんは『草彅やすともの うさぎとかめ』(読売テレビ)で共演中。それぞれ草彅さんとのご関係を意識した人選ですか?
「第一弾ゲストの香取慎吾さんはやはりメジャー感があって、かつ実際に草彅剛さんと仲が良いことを多くの人が知っている点がポイント。逆に海原やすよ ともこさんはゲストとしての意外性が決め手でした」
--確かに草彅さんとやすともさんの関係を知らなかった人には意外だったかもしれません。CMキャラクターとしての海原やすよ ともこさんの魅力はどんな点ですか?
「言葉にリアリティーがあり、商品メッセージに説得力があることです。それに加えてフレンドリーな語り口と演者としての新鮮さもあって、とても魅力的なお二人でした」
--第三弾では見えないはずの郷さんのセリフに、完全に草彅さんが笑ってしまっています。ワンカット撮影だったそうですが、あれは演出なんでしょうか?
「いいえ」
--では、なぜOKテイクに?
「草彅さんと郷さんの人の良さが垣間見える楽しいやりとりでしたので、OKテイクとして使わせていただきました。見えない芝居が続けられない草彅さんのリアクションがチャーミングで、むしろCMにとってプラスになったと思います」
--そして、『ニオイ菌やっつける』 篇ではついに草彅さんと郷さんが仲良くしゃべっています。もはや設定が崩壊していますが(笑)。
「幅広い年代の方に親しまれているメジャー感と清潔感に加えて、肩の力が抜けた自然体のお芝居が柔軟剤CMのメインキャラクターとしてベストであると判断しました。また草彅さんの魅力は、何といっても人の良さ。広告タレントにありがちなメッセージの押し売り感がなく、どんな役柄を与えても品が悪くならないので、CMのメインキャラクターとして、稀有な存在だと思います」
--なぜゲストは草彅さんに見えない設定に?
「今回のCMには商品を使用するユーザー(草彅さん)と、商品の良さを伝えるメッセンジャー(ハミングの精)がいますが、それぞれを普通に登場させると、どうしても既視感のある表現になってしまう。そこでメッセンジャーは見えない設定にすることで、見えない芝居をする草彅さんのおもしろさも狙えると考えました」
--第一弾ゲストは香取慎吾さん、第二弾ゲストは海原やすよ ともこさん。香取さんとのご関係は言うまでもありませんが、海原やすよ ともこさんと草彅さんは『草彅やすともの うさぎとかめ』(読売テレビ)で共演中。それぞれ草彅さんとのご関係を意識した人選ですか?
「第一弾ゲストの香取慎吾さんはやはりメジャー感があって、かつ実際に草彅剛さんと仲が良いことを多くの人が知っている点がポイント。逆に海原やすよ ともこさんはゲストとしての意外性が決め手でした」
--確かに草彅さんとやすともさんの関係を知らなかった人には意外だったかもしれません。CMキャラクターとしての海原やすよ ともこさんの魅力はどんな点ですか?
「言葉にリアリティーがあり、商品メッセージに説得力があることです。それに加えてフレンドリーな語り口と演者としての新鮮さもあって、とても魅力的なお二人でした」
--第三弾では見えないはずの郷さんのセリフに、完全に草彅さんが笑ってしまっています。ワンカット撮影だったそうですが、あれは演出なんでしょうか?
「いいえ」
--では、なぜOKテイクに?
「草彅さんと郷さんの人の良さが垣間見える楽しいやりとりでしたので、OKテイクとして使わせていただきました。見えない芝居が続けられない草彅さんのリアクションがチャーミングで、むしろCMにとってプラスになったと思います」
--そして、『ニオイ菌やっつける』 篇ではついに草彅さんと郷さんが仲良くしゃべっています。もはや設定が崩壊していますが(笑)。
「シリーズ内での第三弾C Mということもあり、表現にちょっとした裏切りを加えることによって新鮮さを狙いました。あとはアイドルとして愛され続ける郷さんと草彅さん。そんなお二人の先輩後輩という関係での、リアルなやりとりを描きたかったんです」
--では最後に、CMを通して伝えたいメッセージがあれば教えてください。
「とにかく、“抗菌バリアで部屋干ししてもニオわない”という商品メッセージと、商品名『ハミング消臭実感』を、楽しんで覚えていただければうれしいです」
【取材・文 高山惠】
--では最後に、CMを通して伝えたいメッセージがあれば教えてください。
「とにかく、“抗菌バリアで部屋干ししてもニオわない”という商品メッセージと、商品名『ハミング消臭実感』を、楽しんで覚えていただければうれしいです」
【取材・文 高山惠】
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