細部まで再現された旧江戸川乱歩邸に「行ってみたい！」の声！アニメ『名探偵コナン』

アニメ『名探偵コナン』（読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00～）11月16日は、江戸川乱歩生誕１３０年を記念した、江戸川乱歩と江戸川コナンのコラボとなるスペシャルエピソード『乱歩邸殺人事件（前編）』が放送された。

江戸川コナンたち少年探偵団は、小林先生の引率で乱歩邸を訪れる。江戸川乱歩が書庫として使用していた土蔵には貴重な本が大量にあり、コナンたちは大興奮。そこへ佐藤刑事と高木刑事が訪れ、近くの公園で殺害事件が発生したことを告げる。しかも、被害者の遺留品は普段公開していない土蔵に関係していたようで……。この難事件に現代の少年探偵団が挑む！　というストーリー。

立教大学の池袋キャンパスにある旧江戸川乱歩邸。その敷地内にある土蔵は、江戸川乱歩が書庫として使っていたもので、現在は豊島区指定有形文化財に指定されている。

コナンの自宅である工藤邸には、大きな部屋を覆うほどの本棚があり、その中に江戸川乱歩の著作もある。その隣にアーサー・コナン・ドイルの名前が並んでいたため、小さくなってしまった工藤新一が咄嗟に“江戸川コナン”と名乗ったことは、ファンにとって周知の事実だろう。

好きな小説家が過ごした土蔵に入ることができるということで、終始、コナンは目を輝かせていた。SNS上では「コナンくん、キラキラでカワイイ！」「ずっと楽しそう」「しっかりオタクしてる！」といったリアクションが見られた。

現在、改修整備工事のため一時休館している旧江戸川乱歩邸。「行ってみたい！」「実は気になっていた」という視聴者も多く見られたため、工事が終われば聖地巡礼スポットの一つとなりそうだ。

【文：山田 奈央】