【岡山県】パフェというよりフルーツそのもの!岡山のフルーツパフェは先の先を行ってる!

2023.08.18

【岡山県】パフェというよりフルーツそのもの!岡山のフルーツパフェは先の先を行ってる!
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岡山といえば、桃をはじめフルーツ王国と言われるほど果物がおいしい。
その岡山ではいま、フルーツパフェが激アツだという。シャインマスカットや清水白桃などの高級果物で有名だから、フルーツパフェも高級なものを使うのだろうか。


なんと県庁所在地・岡山市はフルーツパフェの街を標榜しており、公式インスタ(@okayama_fruitparfaits)をのぞくとおいしそうなパフェの写真がずらりと並ぶ。
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さっそく岡山に行き、J2ファジアーノ岡山のサポーターのみなさんにフルーツパフェについて聞いてみた。
「フルーツ王国の岡山なんで、白桃、シャインマスカット高級品がのりますからね。そりゃ愛の塊ですよ!」と、語る語る!
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「生クリームなんてどこも一緒、アイスもどこも一緒。岡山はフルーツがおいしいからパフェがおいしい!」岡山がフルーツ王国であることを誇りにしている様子だ。マスカットがおいしいからですね、とうっかり言ったら「マスカットじゃない、シャインマスカット!」と厳しく指摘された。


海水浴場にいたファミリーも、フルーツパフェについて話すと止まらない。
「パフェの専門店があってめちゃめちゃ増えました。岡山って遊ぶ場所が全然ないんですよ。何もない、じゃあパフェに行こう」と、パフェを食べに行くのが流行りのようだ。
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我々がイメージするフルーツパフェの写真を見せると「ははっ」と鼻で笑い、「ふふははは」と嘲笑い出す。
「古いよなコーンフレークがのっとるのが」え?コーンフレークのってちゃダメすか?
「桃のアイスがあって、桃そのものがのって。桃ばっかり。いちごばっかりとか、シャインマスカットばっかりとか」どうやら、フルーツ以外あまり使わないらしい。「岡山は先の先を行ってる」とドヤ顔!


街の若者集団にも写真を見せると、「ごちゃごちゃしとる!」と見下すように言う。
「もっと洗練されとる」「子供騙しやな」と散々な言いよう。「この店が岡山に出店したらマッハで潰れる」では岡山のはどんなパフェなのか聞くと「マスカット、生クリームを添えて、みたいな感じ」なにその、フランス料理みたいな言い方。

倉敷に行くと、猛暑の中で大行列を発見!
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「くらしき桃子総本店」という風情ある名前のお店だ。
「岡山県産の桃パフェです」と運ばれてきたのは、確かに桃だらけ
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「このパフェは頭から最後まで、もう桃なんです。桃に始まり桃に終わる」と、桃を食べに来た感じで言う。
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「岡山の桃は甘くてトロける。口の中で無くなるんです。フルーツの大トロなのかもしれん。」なんだかものすごく美味しそうに表現するなあ。
この店のフルーツパフェは、どれもフルーツ一種類のみ
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マンゴー、メロンなどが頭から最後まで堪能できる。
「桃が主役なので生クリームもカスタードも桃より甘くないように作ってある」と解説してくれた常連さん。なるほど、果物をおいしく食べるためのクリーム類なのだな。


厨房に行くと、高級桃、白鳳が常温で置いてある。
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「届いた時はかたい桃なので、現場でおいしくなるまで熟らして提供しています」つまり、十分熟した最高においしい状態の桃をパフェにするのだ。確かに洗練されてる、進んでる。


別のお店に行くと、桃がそのままカットされずにのっている。桃だけ皿に取りだして切ると、中からカスタードクリームが出てきた!
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「ステーキ、ほぼステーキ」と、桃のステーキを味わいご満悦の女子たち。

岡山市は2009年にフルーツパフェの街を宣言。カフェやレストラン、パフェ専門店が趣向を凝らしてフルーツの魅力いっぱいのパフェを提供するようになった。

倉敷市のカフェで出すのは、ケーキのパフェ!好きなケーキを選ぶとパフェにトッピングしてくれる。変だけど、これもおいしそう!


岡山市の歓楽街、中央町のお店では瓶に入った「瓶パフェ」を提供する。
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夜の店が多いので営業時間は夜8時から。飲んだシメにいいと評判で、お店にデリバリーもしてくれる。
あるバーでほろ酔い女子が瓶パフェのマスカットを頬張って満足げ。夜中に甘いもの、大丈夫?と聞くと、「マスカットはゼロカロリー、丸いから」と謎論理を自分に言い聞かせていた。まあ、楽しそうだからいいんじゃね?
【文:境治】
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