山口紗弥加が愛する殺人鬼にとった行動とは…!? 『ブラックスキャンダル』最終話
2018.12.07
山口紗弥加が主演の連続ドラマ『ブラックスキャンダル』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59〜)の最終話が12月6日に放送された。好きな相手が恐ろしい殺人鬼だとわかっていても、愛することをやめられない元人気女優の矢神亜梨沙(山口)についてネットでは、「ある意味人間らしいなあ」「殺人の善悪よりも愛する人への気持ちを優先するあたりがホラーだ…」など驚きの声があがっていた。
5年前、何者かによって仕立て上げられた不倫スキャンダルで女優としての人生を終えた藤崎紗羅(松本まりか)は、自分を陥れた関係者に復讐をするために整形し、かつて所属していた事務所・フローライトにマネージャーの矢神亜梨沙として就職した。
次々に復讐を果たしてきた亜梨沙だったが、元婚約者の勅使河原純矢(安藤政信)が黒幕だとわかり、発狂する。婚約していた当時、純矢は亜梨沙の部下・水谷快人(若葉竜也)の姉と二股、そして殺害していた。5年前、元社長の勅使河原友和(片岡鶴太郎)はこれらの罪をお金ですべて隠蔽した。水谷に姉を殺した真実を問われ、赦しを乞う友和だったが、水谷は「僕はこの手であなたの愛する息子に復讐します」と言ってその場を後に。そして、すべてを失った友和は自殺した。
友和の葬式の後、亜梨沙が純矢に水谷の姉を殺したのか尋ねると、純矢はすんなりと事実を認めた。さらに、「俺は二人ともを愛していた。だが君を選んだんだ。君と結婚したかった。だから、俺はああするしかなかった」と開き直る。亜梨沙の不倫記事の捏造をしたのも純矢だった。その理由を「君ならきっと、俺が不幸になるより、自分が不幸になる方がマシだと思ってくれると信じてたからね」と話す。理解できない言動を不気味に思った亜梨沙が、「どうしてそんな顔ができるの?あなた、私を裏切ったのよ」と聞くと、「別に裏切ってなんかないよ。俺の心の中にはいつも君がいたよ。亜梨沙、君に決めた」と笑いながら強引に抱きしめた。これまでの純矢のイメージと打って変わって狂気的な本性があらわになり、Twitterでは「純矢の思考回路が理解できない」「自分が悪いと思ってないところがサイコパス…」「結局純矢が愛してるのは自分だけなんだね…」などの声があがっていた。
亜梨沙はすぐに、元上司の花園由祐子(平岩紙)にこのことを話すと、水谷の姉を殺害した証拠動画を世間に晒すよう勧められる。亜梨沙はわかっていながらも、一度愛した人ということもあり、これまでのように簡単には行動に移せない。
一方、会社では純矢が新事務所を立ち上げることになっていた。優勝賞金1000万のオーディションの開催も決定し、後日、記者会見が行われた。会見当日、亜梨沙と花園は復讐するために現場に潜入。純矢がオーディションの紹介動画を上映しようとした瞬間、映し出されたのは純矢が水谷の姉を殺した証拠映像だった。亜梨沙は途中で映像を止め、自分の口で謝罪するよう要求した。ひざまずいた純矢は「申し訳ありません。私は阿久津唯菜(松井玲奈)さんと婚約していたにも関わらず、今一番大切に思っているのは矢神亜梨沙さんです」と的外れな謝罪をし、「愛しているから一緒に謝罪をしてくれ」と亜梨沙にお願いした。そこに水谷が乱入。ナイフを取り出すと、純矢に向かって走り出した。しかし、身代わりになったのは亜梨沙だった。刺された亜梨沙は「やっぱり人間一生に一人なのね、好きになるのは。あなた以外、あなたじゃないの。純矢、愛してる」と言ってキスをした。そして、純矢の舌を噛みちぎると、純矢はのたうち回り、意識を失った。「私たち、一滴残らず地球上から干されて消えよう」とほほ笑む亜梨沙だった。
結局、一命を取りとめた亜梨沙と純矢。どれだけ裏切られても離れられず、純矢の思い通りになってしまう歪んだ愛の形にTwitterでは、「あーあ、また純矢の思う壺…」「嘘だろ…これでも純矢のこと忘れられないなんて」「もう純矢から離れられなくなってしまったんだね」などの声があがっていた。また、主題歌を歌うアーティスト『ゲスの極み乙女。』にちなんで、「ゲスの極み純矢ww」「純矢ヤバすぎ、狂気的!!!」などの感想も目立っていた。
花園が社長になり、生まれ変わったフローライト。心機一転、前向きに働く亜梨沙がお腹をさする素ぶりを見せる。純矢との子どもを妊娠しているとしたら、執念深い婚約者の唯菜はどうするのだろうか。まだまだ続きが気になるエンディング。続編に期待したい。
【文:牛窪梨花】
5年前、何者かによって仕立て上げられた不倫スキャンダルで女優としての人生を終えた藤崎紗羅(松本まりか)は、自分を陥れた関係者に復讐をするために整形し、かつて所属していた事務所・フローライトにマネージャーの矢神亜梨沙として就職した。
次々に復讐を果たしてきた亜梨沙だったが、元婚約者の勅使河原純矢(安藤政信)が黒幕だとわかり、発狂する。婚約していた当時、純矢は亜梨沙の部下・水谷快人(若葉竜也)の姉と二股、そして殺害していた。5年前、元社長の勅使河原友和(片岡鶴太郎)はこれらの罪をお金ですべて隠蔽した。水谷に姉を殺した真実を問われ、赦しを乞う友和だったが、水谷は「僕はこの手であなたの愛する息子に復讐します」と言ってその場を後に。そして、すべてを失った友和は自殺した。
友和の葬式の後、亜梨沙が純矢に水谷の姉を殺したのか尋ねると、純矢はすんなりと事実を認めた。さらに、「俺は二人ともを愛していた。だが君を選んだんだ。君と結婚したかった。だから、俺はああするしかなかった」と開き直る。亜梨沙の不倫記事の捏造をしたのも純矢だった。その理由を「君ならきっと、俺が不幸になるより、自分が不幸になる方がマシだと思ってくれると信じてたからね」と話す。理解できない言動を不気味に思った亜梨沙が、「どうしてそんな顔ができるの?あなた、私を裏切ったのよ」と聞くと、「別に裏切ってなんかないよ。俺の心の中にはいつも君がいたよ。亜梨沙、君に決めた」と笑いながら強引に抱きしめた。これまでの純矢のイメージと打って変わって狂気的な本性があらわになり、Twitterでは「純矢の思考回路が理解できない」「自分が悪いと思ってないところがサイコパス…」「結局純矢が愛してるのは自分だけなんだね…」などの声があがっていた。
亜梨沙はすぐに、元上司の花園由祐子(平岩紙)にこのことを話すと、水谷の姉を殺害した証拠動画を世間に晒すよう勧められる。亜梨沙はわかっていながらも、一度愛した人ということもあり、これまでのように簡単には行動に移せない。
一方、会社では純矢が新事務所を立ち上げることになっていた。優勝賞金1000万のオーディションの開催も決定し、後日、記者会見が行われた。会見当日、亜梨沙と花園は復讐するために現場に潜入。純矢がオーディションの紹介動画を上映しようとした瞬間、映し出されたのは純矢が水谷の姉を殺した証拠映像だった。亜梨沙は途中で映像を止め、自分の口で謝罪するよう要求した。ひざまずいた純矢は「申し訳ありません。私は阿久津唯菜(松井玲奈)さんと婚約していたにも関わらず、今一番大切に思っているのは矢神亜梨沙さんです」と的外れな謝罪をし、「愛しているから一緒に謝罪をしてくれ」と亜梨沙にお願いした。そこに水谷が乱入。ナイフを取り出すと、純矢に向かって走り出した。しかし、身代わりになったのは亜梨沙だった。刺された亜梨沙は「やっぱり人間一生に一人なのね、好きになるのは。あなた以外、あなたじゃないの。純矢、愛してる」と言ってキスをした。そして、純矢の舌を噛みちぎると、純矢はのたうち回り、意識を失った。「私たち、一滴残らず地球上から干されて消えよう」とほほ笑む亜梨沙だった。
結局、一命を取りとめた亜梨沙と純矢。どれだけ裏切られても離れられず、純矢の思い通りになってしまう歪んだ愛の形にTwitterでは、「あーあ、また純矢の思う壺…」「嘘だろ…これでも純矢のこと忘れられないなんて」「もう純矢から離れられなくなってしまったんだね」などの声があがっていた。また、主題歌を歌うアーティスト『ゲスの極み乙女。』にちなんで、「ゲスの極み純矢ww」「純矢ヤバすぎ、狂気的!!!」などの感想も目立っていた。
花園が社長になり、生まれ変わったフローライト。心機一転、前向きに働く亜梨沙がお腹をさする素ぶりを見せる。純矢との子どもを妊娠しているとしたら、執念深い婚約者の唯菜はどうするのだろうか。まだまだ続きが気になるエンディング。続編に期待したい。
【文:牛窪梨花】
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