牛より豚より鶏肉が好き!キツい残暑もぶっ飛ばせ!全国チキングルメフェス開催!
2020.08.28
日本人が好きな肉は何でしょう?お高いけど牛?なんだかんだで豚では?これが、消費量では鶏肉がいちばんなのだ。しかも少し前までは豚肉がトップだったのを、ここ数年で鶏肉がトップを奪還したそうだ。だっておいしい!大人も子どもも大好きだ!
日本人が大好きな鶏肉は、全国で様々な独特の食べ方で楽しまれている。これほど多彩な料理があるのも鶏肉の魅力だろう。そこで、各県のユニークな鶏肉グルメを紹介しよう。
まず北海道の鶏料理、というと、ああザンギでしょ?と通ぶって答える人も多いだろう。だがここで紹介したいのは、旭川市で親しまれている新子焼きだ。独特のタレが命の、他にはない鶏料理だ。聞いたことない料理だが、旭川市で聞いてみるとみんな知ってる、みんな大好き!「ビールにもごはんにも合う!」とそそることを言う。居酒屋でも定番メニューらしく、グループで卓を囲んで乾杯したらさっそく新子焼きが運ばれる。半身の鶏肉に茶色いタレがかかっている。お店の人、テーブルでこれをチョキチョキ切り分けてくれる。みなさん手づかみでむしゃむしゃ食べてビールを流し込む様は、ワイルドでおいしそうだ。新子というのはコハダの幼魚の呼び名で、若鶏を使うことからこの名がついたという。テイクアウトできる居酒屋も多く、持って帰ると子どもたちが大喜び。いや、誰だって大喜びっしょ!
日本人が大好きな鶏肉は、全国で様々な独特の食べ方で楽しまれている。これほど多彩な料理があるのも鶏肉の魅力だろう。そこで、各県のユニークな鶏肉グルメを紹介しよう。
まず北海道の鶏料理、というと、ああザンギでしょ?と通ぶって答える人も多いだろう。だがここで紹介したいのは、旭川市で親しまれている新子焼きだ。独特のタレが命の、他にはない鶏料理だ。聞いたことない料理だが、旭川市で聞いてみるとみんな知ってる、みんな大好き!「ビールにもごはんにも合う!」とそそることを言う。居酒屋でも定番メニューらしく、グループで卓を囲んで乾杯したらさっそく新子焼きが運ばれる。半身の鶏肉に茶色いタレがかかっている。お店の人、テーブルでこれをチョキチョキ切り分けてくれる。みなさん手づかみでむしゃむしゃ食べてビールを流し込む様は、ワイルドでおいしそうだ。新子というのはコハダの幼魚の呼び名で、若鶏を使うことからこの名がついたという。テイクアウトできる居酒屋も多く、持って帰ると子どもたちが大喜び。いや、誰だって大喜びっしょ!
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次は新潟県。ここにも刺激的な鶏料理がある。カレー味の鶏半身揚げだ。他県では聞かない料理だが、聞いただけでビールが飲みたくなる風情が漂う。新潟県民に聞くと「カレー味の・・・」と言ったらすかさず「半身揚げ」と即答された。この地では、カレー味といえば鶏、鶏と言えばカレー味なのだ。居酒屋で見ていると、大勢のテーブルに続々運ばれ、ひとり一皿!女性も子どもたちも半身をひとりで平らげている!「シュートするのは鶏肉、ナイスアシストがカレー」とわかるようなわからないような解説をしてくれるのだが、つまりカレーは主役ではなくあくまで引き立て役と言いたいらしい。とにかくこの暑い季節には、カレー&鶏は絶好のビールの友になるにちがいない。うーん、食べたい!
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今度は九州、宮崎に飛ぼう。ああ、カレー南蛮でしょ、タルタルソースでしょ、と早合点した人も多いだろう。もちろん宮崎の鶏料理で有名なのはカレー南蛮だが、もうひとり、隠れたスターがいる。鶏の炭火焼きだ。あ〜、九州に行くとよく空港の土産物屋で売ってるあの黒いやつね?おいしいの?ところが宮崎県民は「ビールと炭火焼きは友だちです!」と売られた喧嘩を買うような意気込みで答えるほど、大好きなのだ。実は宮崎県は食用鶏の生産量連続日本一。しかも地鶏・銘柄鶏の種類も14種類とトップを誇る、地鶏王国だった。居酒屋でまず注文するのも鶏の炭火焼き。鉄板に柚子コショウも添えて提供されたのを、かじりついて「てげうめえ!」と叫ぶ。それにしてもどう焼いたらこんなに黒くなるのか。調理場を見ると、炭火の上に白いものを乗せている。これ、鶏の脂。ばあーっと炎をあげた炭火の上に網を乗せ、そこで鶏モモをガガガーッと焼いていく。煽られた炭が鶏肉にまとわりついて黒くなっていくのだ。ワイルドでそそるなあ!この作り方を知ると俄然、食べたくなったぞ炭火焼き!ビールとともにがっつり食べてみたーい!
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最後は沖縄県、ブエノチキン。なんだそれ?その名もブエノチキンというお店のオリジナル鶏料理だ。先代店主がアルゼンチンで学んだ料理を元に開発したメニュー。浦添市にあるお店に行くと「ブエ チキン」?。看板の「ノ」が抜けているんだけどほっといていいの?お客さん、次々に「1羽カット」「2羽カット」と注文している。カットして出すものらしいが、丸ごと焼いた鶏の真ん中を切り開くと、大量のニンニクが姿を現す。うわ!ここまで入れなくても。細かくカットした鶏肉を盛りつけ、最後に大量ニンニクを乗っけてお客さんに渡している。持って帰ったお宅では子どもの誕生日パーティで、ブエノチキンにみんな大喜び。お祝いの席にはぴったりだ。ニンニクまみれの鶏肉を各自、手づかみでむしゃむしゃ食べる。お父さんはすかさずビールを流し込み、プハッとおいしそう!ニンニクの量が気にはなるけどブエノチキン、かなーりおいしそうだぞ。ビールとやればこの残暑も吹き飛ばせそうだ。
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それにしても、小さな島国日本で、これほど多彩な鶏料理が親しまれているとは。一日一種類ずつ食べてビールを飲めば、この暑さも乗り切れそう。お取り寄せで探してみよう!
【文:境 治】
【文:境 治】
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