出てないのにあの人がトレンド入り!“安室透”時空を超える!?『名探偵コナン』

2020.07.13

出てないのにあの人がトレンド入り!“安室透”時空を超える!?『名探偵コナン』
©ytv
アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)7月11日放送の「疑惑の天体観測」は、1999年5月に放送されたエピソードのデジタルリマスター版。当時、まだ登場していなかったキャラクター“安室透”がトレンド入りする事態が発生した。

長野県・星美山保養所に、天体観測に来た江戸川コナン、毛利蘭、鈴木園子。そこで東都大学宇宙科学専攻の大学院生たちと知り合う。先輩たちが固定撮影法で夜空を撮影するためにここに来ており、彼はその手伝いをしていたのだった。「南の空に人工衛星が通る」と教えてもらったコナンたちは、それを見ることにするが、なかなか人工衛星は現れない。そんな中、中継塔での観測をしていた先輩の1人が合流。「中継塔に残っているもう1人を望遠鏡で見てみよう」と提案される。望遠鏡で中継塔を見ていると、突然、人影が落下。現場の状況から、夜露で濡れた床で足を滑らせ転落した事故ではないかと考えられたが……というストーリー。

Twitter上では、「安室さんの声がした!」「これは、安室さんの変装かな?」「声聞いて、安室さーん! って画面見たら誰!? ってなった」「出てないのにトレンド入りは笑うw」と、当時、作品内で影も形もなかったはずのキャラクター“安室透”の名前が飛び交った。

実は、今回登場した大学院生1人のCVを務めていたのが、安室のCVを担当している古谷徹なのだ。

アニメ『名探偵コナン』は、モブだったキャラクターが名前を持ち多くのファンを獲得するようになったり、ファンの声によって新しいキャラが誕生したり、同じ声優が別のキャラを何度も担当しており気づいたファンが盛り上がったり……と、歴史と共に様々な観方ができる。

今回は「当時から観ていたが気が付かなかった」というファンも多かったようで、1度観たストーリーを、また違った形で楽しむことができたようだ。

【文:山田 奈央】
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