アニメ『名探偵コナン』一体何が? 『赤べこと3人の福男』でTLが赤ふんどしに!

2023.11.06

アニメ『名探偵コナン』一体何が? 『赤べこと3人の福男』でTLが赤ふんどしに!
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
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アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)11月4日は『赤べこと3人の福男』が放送された。

新進気鋭のアーティスト・べこべ素子の展覧会にやってきた江戸川コナン、毛利蘭、鈴木園子。素子は、伝統的な赤べこと現代アートを融合させた前衛的な作品を発表しており、世界でも注目を集めているらしい。三人が展示会場を見て回っていたところ、叫び声が聞こえてくる。駆け付けると、そこには首を絞められて絶命している素子の遺体があった。遺体の左手には赤べこ、右手の指の先には血のダイイング・メッセージ『フク』が残されており……というストーリー。
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
展覧会会場には赤べこたちが所狭しと並び、遺体のそばにも赤べこ。『赤べこ回』だと確信しつつも予定などで少し遅れてSNSをチェックしていた視聴者たちが「様子がおかしいぞ」「今回、赤べこじゃないの?」「何があったんだ」と、なぜか“ふんどし”の話題があがるタイムラインに困惑している様子が見られた。

今回、凶器に使われたのはなんと犯人の締めていた“ふんどし”。福岡県では“ふんどし”を“へこ”とも言うらしく、それが濁って“赤べこ”。つまり被害者の残したダイイング・メッセージの意味は、凶器に使われた“赤ふんどし”というものだった。
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
福岡県だけでも方言には博多弁、筑豊弁、筑後弁、北九州弁などの種類があり、微妙に内容も違う。さらに“ふんどし”自体にあまり馴染みのない人も多かったようで、SNS上では「福岡出身だけど初めて知った!」「今まで聞いたことない」「どこの地域?」といった様々な感想や情報が呟かれていた。

伝統的な福島県会津若松市の郷土玩具・赤べこについてコナンが解説するシーンなどもあり、情報が詰め込まれていた今回。放送をきっかけにそのような知識が増えたり、ファンの間で情報交換が行われたりするのもアニメ『名探偵コナン』の魅力の一つかもしれない。

【文:山田 奈央】
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