目玉が目玉、肝が肝!青森のじゃっぱ汁も登場!寒い冬もあたたまる汁祭り!
2019.02.08
2月7日放送の「秘密のケンミンSHOW」は番組丸ごと、汁祭り!冬の寒さに凍える日本中をぽかぽかにあたためる、3つのご当地汁が紹介された。
まずは新潟県民をカラダの芯からあたためる、のっぺ汁!8種類も9種類も具が入っていてとろ〜っとした汁をお椀ですすりながら食べるご当地汁だ。
まずは新潟県民をカラダの芯からあたためる、のっぺ汁!8種類も9種類も具が入っていてとろ〜っとした汁をお椀ですすりながら食べるご当地汁だ。
干し貝柱と干し椎茸で出汁をとり、里芋を中心に様々な野菜を煮る。鶏肉も入れていろんな具材の味が溶け込み、味わいが合体に合体を重ねたおいしさだ。とろみは里芋が溶け出して自然に出たもの。
ただ作り方や具材の選び方は家庭によって違う。「ばあちゃんの数だけ味が違う」と新潟県民は誇らしげに言う。とくに鶏肉ではなく塩鮭を入れる地域もある。鮭と一緒に、とと豆という豆を入れるそうだ。聞いたことない豆だと思ったら、豆ではなくイクラの塩漬けを茹でたものだというではないか。イクラを茹でるなんて聞いたことなかったが、半熟に茹でると生で食べるよりおいしそうだ。
次に登場したのは青森県・津軽地方で親しまれている、じゃっぱ汁。じゃっぱの語源は「雑把」で、本来は捨てられる魚のアラを使う料理だ。鱈がたくさん獲れる津軽では、そのアラを野菜と一緒に煮込んでじゃっぱ汁と称して家庭で食されてきた。
ただ作り方や具材の選び方は家庭によって違う。「ばあちゃんの数だけ味が違う」と新潟県民は誇らしげに言う。とくに鶏肉ではなく塩鮭を入れる地域もある。鮭と一緒に、とと豆という豆を入れるそうだ。聞いたことない豆だと思ったら、豆ではなくイクラの塩漬けを茹でたものだというではないか。イクラを茹でるなんて聞いたことなかったが、半熟に茹でると生で食べるよりおいしそうだ。
次に登場したのは青森県・津軽地方で親しまれている、じゃっぱ汁。じゃっぱの語源は「雑把」で、本来は捨てられる魚のアラを使う料理だ。鱈がたくさん獲れる津軽では、そのアラを野菜と一緒に煮込んでじゃっぱ汁と称して家庭で食されてきた。
アラなので、骨についた身をチューチュー吸って食べる。とくに目玉がにゅるにゅるしておいしそうだ。
出汁に野菜と鱈のアラを入れて味噌で仕上げるのだが、最後に鱈の肝を溶いて混ぜる。この肝が味噌と一緒になって独特のとろみと旨味をもたらすのだ。味噌を入れない、白煮と呼ぶじゃっぱ汁もあるそうだが、やはり味噌に肝を混ぜるのがおいしそう。青森県民、古坂大魔王に言わせると、じゃっぱ汁は「目玉が目玉、肝が肝」なんだって。
汁祭り、大トリを飾るのは大分県民が愛する、だんご汁。というと、丸い団子が入っているかと思いきや、なぜだか長くて平たい麺のようなものが入っている。どういうことだ?
出汁に野菜と鱈のアラを入れて味噌で仕上げるのだが、最後に鱈の肝を溶いて混ぜる。この肝が味噌と一緒になって独特のとろみと旨味をもたらすのだ。味噌を入れない、白煮と呼ぶじゃっぱ汁もあるそうだが、やはり味噌に肝を混ぜるのがおいしそう。青森県民、古坂大魔王に言わせると、じゃっぱ汁は「目玉が目玉、肝が肝」なんだって。
汁祭り、大トリを飾るのは大分県民が愛する、だんご汁。というと、丸い団子が入っているかと思いきや、なぜだか長くて平たい麺のようなものが入っている。どういうことだ?
その謎は、だんご汁を作る様子を見ればわかる。汁そのものは、いりこと椎茸で出汁をとり、豚肉とありとあらゆる野菜をぎゅうぎゅうになるほど入れて煮込む。それとは別に、うどんでも作るように小麦粉を練って生地を作ったら、団子のように形を作って「だんご伸ばすよ〜!」と家族を呼ぶ。集まってきた子どもたちやおばあちゃんがそれぞれ、思い思いの形にだんごを伸ばす。長くても短くても丸くしてもいいそうだ。みんなでワイワイだんごを伸ばすのは、とっても楽しそうでこれも魅力なのだろう。だんごを煮るからではなく、だんごを伸ばして煮るからだんご汁、というわけ。
日本中の汁物を紹介した汁祭り。どれもおいしそうだった。それに、家庭で簡単に作れるのもいい。凍える冬も、あつあつの汁物を食べれば乗り切れる。もちろん、一緒に熱かんをきゅーっとやれば、サイコーかよ!今度の週末、一杯食べて、一杯いきたいね!
【文:境 治】
日本中の汁物を紹介した汁祭り。どれもおいしそうだった。それに、家庭で簡単に作れるのもいい。凍える冬も、あつあつの汁物を食べれば乗り切れる。もちろん、一緒に熱かんをきゅーっとやれば、サイコーかよ!今度の週末、一杯食べて、一杯いきたいね!
【文:境 治】
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