M‐1準優勝・さや香が念願のダウンタウンDXに初登場するも浜田の洗礼を浴びる!!
2023.01.19
M-1グランプリ2022準優勝に輝いたコンビ・さや香が、念願の『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系1月19日木曜午後10時~)に初登場する。
さや香の新山(左)は同番組を観て松本人志に憧れ、芸人になった。また石井(右)もダウンタウンからの影響は計り知れないという。そんなコンビが出演するのは「賞レース芸人」回。ところがこの収録中、2人はダウンタウンからとんでもない洗礼を受けるハプニングに見舞われる。
スタジオは爆笑に包まれる中、初登場のさや香は戸惑うばかり……。一体何があったのか? 番組収録を終えた直後の2人にインタビューを行った。
【取材・文/鈴木しげき】
さや香の新山(左)は同番組を観て松本人志に憧れ、芸人になった。また石井(右)もダウンタウンからの影響は計り知れないという。そんなコンビが出演するのは「賞レース芸人」回。ところがこの収録中、2人はダウンタウンからとんでもない洗礼を受けるハプニングに見舞われる。
スタジオは爆笑に包まれる中、初登場のさや香は戸惑うばかり……。一体何があったのか? 番組収録を終えた直後の2人にインタビューを行った。
【取材・文/鈴木しげき】
ダウンタウンに憧れてるという話の途中でまさか…
――初収録を終えて、今の感想は?
石井 : あっという間でした。やっぱり緊張しましたね。2、3日前から目にデキモノができて、精神的なものが出てきたんでしょうね。収録は気がついたら終わってたという感じです。色ついたスーツ着てきたのが恥ずかしいですわ。
――(笑)。自分を押し出そうという気は大いにあったわけですね。新山さんは?
新山 : 今回はまわりに同世代の芸人が多かったので、それほど緊張することもなく、楽しんでやれたかなと思います。ただ、僕らがダウンタウンに憧れてるというトークをさせてもらったんですが、その時、しゃべってる最中に浜田さんに屁こかれたでしょ。思わず「ちょっと!!」と声はりあげましたよ。
――あれ、びっくりしましたね(笑)。
新山 : 一瞬、呆然としましたけど、でも心の底ではめちゃめちゃうれしかったです。テレビでよく観てた浜田さんの屁や、と思って。
石井 : 確かに、これやこれや……という感じはありました。
新山 : あれ見れただけで大満足です。
――洗礼でしたね。新山さんは『ダウンタウンDX』出演は念願だったそうで。
新山 : そうなんです。ただ初めてだったんで、浜田さんの仕切りで「ここのブロックはもう終わりで次に行きたいんやろうな」とか感じて、それを読みながら割り込むにはどうしたらええんかなと思いつつ……けど、そんな自信のあるヤツでもないし俺、とか思って。
『ダウンタウンDX』って収録時間がほぼジャストで撮るみたいなのを聞いてたんで、「もっと行ってええんかな」とか、「ここで尺とったら後ろの人らにまわらんしな」とか、いろいろ考えましたね。もう少し余裕ができたら自然にできるようになるんでしょうけど。
それこそ、浜田さん松本さんに僕らの人間性を徐々に知ってもらえたら、僕らもやりやすくなるのかもしれませんね。
――M-1準優勝後、さらに忙しくなったと思いますが、その変化については?
石井 : 今ってネットの声がすぐ届くので、大きな番組に呼ばれてうまく行けば褒めてる声が聞けるし、もうひとつだったかなって時はきびしい声もあるし、いろんな番組に呼んでもらうようになって、毎回、一喜一憂してる感じですね。
新山 : まずは、ありがたいと思ってます。けど極力、気負わずに。アカンかったら消えるだけやしと思って。
――では、地に足をつけてという感じで?
新山 : そうですね。まだM-1に出るつもりなので。決めてるわけではないですけど。とりあえず今は漫才がメインで頑張りたいですね。
――それでは今年の目標は?
石井 : 引き続きM-1に出るのではあれば、去年決勝で「上沼さーん、見てる?」とコメントしてめっちゃスベったんで、あの空気を早く回収しに行きたいです。僕ら、マイナスからのスタートですから。優勝より、まずはそこを。
新山 : それ、余計なことしゃべらないというだけで回収できるやん。
――(笑)。新山さんの今年の目標は?
新山 : M-1の優勝賞金1000万円は獲れなかったんですが、年末に競馬で740万を当てたんですよ。
――えっ!
新山 : ですから今年は740万超えを狙います。
――待ってください。こっちは「M-1優勝です」という答えが聞きたかったんですが。
新山 : 優勝してもコンビで割ったら500万ですからね。もう優勝では超えられないんですよ。
――わかりました(笑)。
――初収録を終えて、今の感想は?
石井 : あっという間でした。やっぱり緊張しましたね。2、3日前から目にデキモノができて、精神的なものが出てきたんでしょうね。収録は気がついたら終わってたという感じです。色ついたスーツ着てきたのが恥ずかしいですわ。
――(笑)。自分を押し出そうという気は大いにあったわけですね。新山さんは?
新山 : 今回はまわりに同世代の芸人が多かったので、それほど緊張することもなく、楽しんでやれたかなと思います。ただ、僕らがダウンタウンに憧れてるというトークをさせてもらったんですが、その時、しゃべってる最中に浜田さんに屁こかれたでしょ。思わず「ちょっと!!」と声はりあげましたよ。
――あれ、びっくりしましたね(笑)。
新山 : 一瞬、呆然としましたけど、でも心の底ではめちゃめちゃうれしかったです。テレビでよく観てた浜田さんの屁や、と思って。
石井 : 確かに、これやこれや……という感じはありました。
新山 : あれ見れただけで大満足です。
――洗礼でしたね。新山さんは『ダウンタウンDX』出演は念願だったそうで。
新山 : そうなんです。ただ初めてだったんで、浜田さんの仕切りで「ここのブロックはもう終わりで次に行きたいんやろうな」とか感じて、それを読みながら割り込むにはどうしたらええんかなと思いつつ……けど、そんな自信のあるヤツでもないし俺、とか思って。
『ダウンタウンDX』って収録時間がほぼジャストで撮るみたいなのを聞いてたんで、「もっと行ってええんかな」とか、「ここで尺とったら後ろの人らにまわらんしな」とか、いろいろ考えましたね。もう少し余裕ができたら自然にできるようになるんでしょうけど。
それこそ、浜田さん松本さんに僕らの人間性を徐々に知ってもらえたら、僕らもやりやすくなるのかもしれませんね。
――M-1準優勝後、さらに忙しくなったと思いますが、その変化については?
石井 : 今ってネットの声がすぐ届くので、大きな番組に呼ばれてうまく行けば褒めてる声が聞けるし、もうひとつだったかなって時はきびしい声もあるし、いろんな番組に呼んでもらうようになって、毎回、一喜一憂してる感じですね。
新山 : まずは、ありがたいと思ってます。けど極力、気負わずに。アカンかったら消えるだけやしと思って。
――では、地に足をつけてという感じで?
新山 : そうですね。まだM-1に出るつもりなので。決めてるわけではないですけど。とりあえず今は漫才がメインで頑張りたいですね。
――それでは今年の目標は?
石井 : 引き続きM-1に出るのではあれば、去年決勝で「上沼さーん、見てる?」とコメントしてめっちゃスベったんで、あの空気を早く回収しに行きたいです。僕ら、マイナスからのスタートですから。優勝より、まずはそこを。
新山 : それ、余計なことしゃべらないというだけで回収できるやん。
――(笑)。新山さんの今年の目標は?
新山 : M-1の優勝賞金1000万円は獲れなかったんですが、年末に競馬で740万を当てたんですよ。
――えっ!
新山 : ですから今年は740万超えを狙います。
――待ってください。こっちは「M-1優勝です」という答えが聞きたかったんですが。
新山 : 優勝してもコンビで割ったら500万ですからね。もう優勝では超えられないんですよ。
――わかりました(笑)。
©ytv
芸人となった今では『遺書』の頃の松本さんでなくてよかった
――話は変わりますが、ダウンタウンとガッツリ絡むのは今日の収録が初めてとうかがいました。浜田雅功さんはどんな方でしたか?
石井 : うわさ通りでしたね。番組収録をしっかり時間内で終わらせようとするのは芸人たちからよく聞いてましたけど、ホンマなんやなと。番組のテンポやリズムは浜田さんがコントロールしてるんでしょうね。ナマで観れて、いい経験になりました。
新山 : 浜田さんが「次!」となったら、全員が「はい!」みたいになるんで学校の体育教師みたいな感じで。やっぱり引っ張るチカラがすごいです。
石井 : 同時にやさしい空気も感じましたね。全員を包むような。
――松本人志さんは?
石井 : 本番前にご挨拶させてもらったんですけど、やっぱりやさしいんですよ、芸人に対して。スタジオセットに入る時も僕ら若手に対して、かすれた声で「今日、おれ、声でぇへんねん」と声をかけてくださって、僕ら全員で「ちょっと!ちょっと!」とかツッコんだりして。きっと、僕らにやりやすい空気にしてくださってるんだなと思って。
新山 : それなんですけど、僕、ホンマに声でないんやと心配してて、本番始まったらちゃんと出てるんですよ。
石井 : あれは芝居や(笑)!
新山 : それくらい上手かったんですよ、かすれ声が。
石井 : リラックスさせようと思って言ってくださったんや。
新山 : そのへんの演技力はスゴイと思いましたね。表現力というか。
石井 : ホンマは思ってへんやろ(笑)。
――(笑)。憧れの松本さんを目の前にしていかがでした?
新山 : そうですね、松本さんってスタジオで一番笑ってたと思うんですよ。そういうところ、僕が『遺書』(松本人志さんのベストセラー著書)を読んでた頃の松本さんとは違うなと感じていて。じつは、僕が芸人になった時に、『遺書』を書いた頃の松本さんじゃなくてホンマよかったと思ってるんです。もし、あの頃の松本さんなら、めちゃくちゃ怖かっただろうなと。芸人になった今としては、今のほうがありがたいです。
昔の松本さんの審査でM-1は出たくないじゃないですか。僕、ビビリなんで。今、松本さんに出会えたのはホンマよかったです。
――最後に、今回の「賞レース芸人」回の見どころは?
石井 : やっぱり、僕らの話が浜田さんの伝家の宝刀で遮られたところですね(笑)。せっかく、こっちはいろいろ用意してきたのに、いとも簡単に止められるんやなと。参りました。
――新山さんからも見どころをお願いします。
新山 : ヨネダ2000の音楽のところですね。
石井 : 自分らのこと違うんかい!
新山 : みんな面白いんで、ぜひ観てください。
――話は変わりますが、ダウンタウンとガッツリ絡むのは今日の収録が初めてとうかがいました。浜田雅功さんはどんな方でしたか?
石井 : うわさ通りでしたね。番組収録をしっかり時間内で終わらせようとするのは芸人たちからよく聞いてましたけど、ホンマなんやなと。番組のテンポやリズムは浜田さんがコントロールしてるんでしょうね。ナマで観れて、いい経験になりました。
新山 : 浜田さんが「次!」となったら、全員が「はい!」みたいになるんで学校の体育教師みたいな感じで。やっぱり引っ張るチカラがすごいです。
石井 : 同時にやさしい空気も感じましたね。全員を包むような。
――松本人志さんは?
石井 : 本番前にご挨拶させてもらったんですけど、やっぱりやさしいんですよ、芸人に対して。スタジオセットに入る時も僕ら若手に対して、かすれた声で「今日、おれ、声でぇへんねん」と声をかけてくださって、僕ら全員で「ちょっと!ちょっと!」とかツッコんだりして。きっと、僕らにやりやすい空気にしてくださってるんだなと思って。
新山 : それなんですけど、僕、ホンマに声でないんやと心配してて、本番始まったらちゃんと出てるんですよ。
石井 : あれは芝居や(笑)!
新山 : それくらい上手かったんですよ、かすれ声が。
石井 : リラックスさせようと思って言ってくださったんや。
新山 : そのへんの演技力はスゴイと思いましたね。表現力というか。
石井 : ホンマは思ってへんやろ(笑)。
――(笑)。憧れの松本さんを目の前にしていかがでした?
新山 : そうですね、松本さんってスタジオで一番笑ってたと思うんですよ。そういうところ、僕が『遺書』(松本人志さんのベストセラー著書)を読んでた頃の松本さんとは違うなと感じていて。じつは、僕が芸人になった時に、『遺書』を書いた頃の松本さんじゃなくてホンマよかったと思ってるんです。もし、あの頃の松本さんなら、めちゃくちゃ怖かっただろうなと。芸人になった今としては、今のほうがありがたいです。
昔の松本さんの審査でM-1は出たくないじゃないですか。僕、ビビリなんで。今、松本さんに出会えたのはホンマよかったです。
――最後に、今回の「賞レース芸人」回の見どころは?
石井 : やっぱり、僕らの話が浜田さんの伝家の宝刀で遮られたところですね(笑)。せっかく、こっちはいろいろ用意してきたのに、いとも簡単に止められるんやなと。参りました。
――新山さんからも見どころをお願いします。
新山 : ヨネダ2000の音楽のところですね。
石井 : 自分らのこと違うんかい!
新山 : みんな面白いんで、ぜひ観てください。
©ytv
【さや香 プロフィール】
新山(左)と石井(右)からなるお笑いコンビ。2014年結成。共によしもとNSC大阪校34期生。2017年、今宮子供えびすマンザイ新人コンクール福笑大賞(最高賞)受賞。2018年、ABCお笑いグランプリ決勝進出。2019年、NHK上方漫才コンテスト優勝。2020年、歌ネタ王決定戦 優勝。2022年、ytv漫才新人賞 決定戦 第4位。そして「M-1グランプリ2022」では準優勝に輝く。
新山(左)と石井(右)からなるお笑いコンビ。2014年結成。共によしもとNSC大阪校34期生。2017年、今宮子供えびすマンザイ新人コンクール福笑大賞(最高賞)受賞。2018年、ABCお笑いグランプリ決勝進出。2019年、NHK上方漫才コンテスト優勝。2020年、歌ネタ王決定戦 優勝。2022年、ytv漫才新人賞 決定戦 第4位。そして「M-1グランプリ2022」では準優勝に輝く。
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