誘拐犯・江戸川コナンと裏を読む目暮警部の対決!?アニメ『名探偵コナン』

2024.07.01

誘拐犯・江戸川コナンと裏を読む目暮警部の対決!?アニメ『名探偵コナン』
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
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アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)6月29日は、『コナンと目暮 2人の人質(後編)』が放送された。

買い物をしていた江戸川コナンは、奇妙な親子に出会う。子どもが持っていたカプセルトイを落としたためコナンが拾うと、そこには『たすけて』と書かれたメモが入っていた。後を追ったコナンは、子どもに「落とし物を拾った」と声をかけ、そのままトイレに誘導する。二人で逃げるのは難しい状況だったため、誘拐されていた少年・三村和雄と服を交換。無事に入れ替わりが成功し、コナンは誘拐犯たちと行動を共にすることになる……というストーリーの解決編。

誘拐犯たちの様子を見ていたコナンは、二人は夫婦であり、何者かに脅されて事件を起こしたのではないかという推理にたどり着く。夫婦は息子を人質に取られ、仕方なく和雄を誘拐していたのだ。

真犯人を騙したまま息子を助けるため夫婦に協力することにしたコナンは、三村家に連絡をし、誘拐犯として的確に指示を出す。

一方、電話を受けた目暮警部は違和感を持つ。これまでの“何かを真似た”ような内容ではなくなったため、誘拐犯に何者かが加わったと気が付くのだった。さらに身代金の受け渡し方法についても、金ではない別の目的のために警察を誘導しようとしていると考える。SNS上では「目暮警部かっこいい!」「めちゃくちゃ冴えてる!」といった、視聴者のリアクションが見られた。

その後、コナンと目暮警部が合流し会話をするシーンが描かれたが、これから乗るヘリのプロペラの音が大きいからなのか会話の内容は分からない。呆れたような表情の目暮警部と苦笑いするコナンの様子を見て、視聴者は様々な会話を思い浮かべたようだ。

アニメ『名探偵コナン』では、ほとんどの事件を探偵たちが解決するため、意外と見る機会のない目暮警部の的確な指示と警察官としての勘。コナンが目暮警部を高く評価していることが明確に分かる描写もあり、視聴者は今回のストーリーで、新鮮さや感慨深さなど様々な感情を抱いたようだ。

【文:山田 奈央】
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