モラハラ男の登場に「共通の敵ができると女の友情は血より濃い」小池栄子主演『わたし旦那をシェアしてた』

2019.07.12

モラハラ男の登場に「共通の敵ができると女の友情は血より濃い」小池栄子主演『わたし旦那をシェアしてた』
©ytv
小池栄子主演の連続ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59〜)の第2話が7月11日に放送された。同じ男性と事実婚状態にあった3人のシングルマザーが、ある日、男性が何者かに殺害されたことにより、その死の謎を解き明かそうとするこのドラマ。今回は、森下晴美(小池栄子)の前夫がモラハラ男であることがわかり、利害が対立していたはずのシングルマザー2人が晴美を救出する展開となった。Twitterでは「ゲス男退治ドラマになってたんだー」「3人の妻たちに不思議な絆が」「共通の敵ができると女の友情は血より濃い」などの声があがった。

何者かに殺害された事実婚の夫・恭平(平山浩行)の遺言により、シングルマザー専用のシェアハウスで同居生活をスタートさせた晴美と加奈子(りょう)と茜(岡本玲)。さらに夫は「愛する“たった一人の妻”に3億円を渡します」という遺言を残していた。果たして愛する妻とは3人の中の誰なのか?

インフォグラフィックでふりかえるあらすじ1話

シェアハウスでは些細なことで3人がマウンティングを繰り広げている。茜が子供に「お風呂入ろうか?」と声をかけると、加奈子は「お風呂はウチが先でしょ!」とピシャリ。さらに晴美も「こういう(共同)生活するならルールは守ろうよ。(若いから)社会経験少ないのね」と口撃。しかし茜も負けていない。加奈子から「湯船には20分はつからないと新陳代謝が悪くなってお肌が荒れるわよ」と忠告されると、「若いので荒れません~」と反撃。そんな中、管理人の文江(夏木マリ)が3人にこんなことを言い出す。「課題を出します。どうして恭平はシングルマザー専用のシェアハウスを運営しはじめたのか? この答えを3日以内に出してちょうだい」

課題が気になって仕事に集中できなくなる3人。さらに仕事を終えた晴美の前には、前夫の室井正樹(安井順平)が現れる。正樹は、晴美の娘・沙紀(平澤宏々路)と連絡をとって一連の事情を知り、心配で来たという。しかし、晴美は受け入れられない。結婚生活で正樹から受けたモラハラの言動がフラッシュバックするのだ。それらの言動に対し、Twitterでは「元旦那クズすぎだろ(爆)」「夫、最低過ぎ」「モラハラ旦那まじウザい!」などと怒りの声が相次いだ。

晴美は拒むものの、沙紀は現在の異様な環境に混乱し、心を閉ざしていく。やはり相談できる父親の存在が必要なのかもしれない。分かり合えない晴美と沙紀の前に、正樹は再び現れた。そして「母親失格!」「自分がどういう人間なのか理解していないんだよ、お前は!」と罵倒し、さらにはお金が目当てなのか「俺が沙紀の面倒を見る」と宣言する。これに対して沙紀は「私はそれでもいいよ」と答える。晴美は自分の存在意義が分からなくなり、涙ながらに正樹と沙紀に「私は何なの? 教えてよ」と訴える。正樹は「おまえがわかんねえなら……わかんねえよッ」と切り捨てた。その時だ。

「私たちは分かる。同じ立場だから」

現れたのは、加奈子と茜だった。「あなたは女の敵、母親の敵!」「あんたみたいな奴には騙されない自信がある」と正樹を蹴散らす。さらにその本性を明かし、沙紀を晴美のもとに取り戻してくれたのだ。お互い似た境遇の中で、気づいたら心を通わせていた3人。そしてついに文江からの課題「どうして恭平はシングルマザー専用のシェアハウスを運営しはじめたのか?」の答えを突き止めるのだ。

またドラマは恭平殺しの真相の鍵となるキーワードも少しずつ明らかに。恭平が生前関わっていたとされる「北神谷町未解決殺人事件」とは? シェアハウスを運営する文江や、雑用係としてシェアハウスで家事をこなす秀明(赤楚衛二)の正体とは? さらに第2話の最後には、恭平が余命6か月と書かれた診断書の存在も明らかになった。そして、第二の殺人も……。まったく先が読めない展開にTwitterでは「展開が分からなすぎて目が離せない」「いい感じにカオスで引き込まれる」などと期待する声があがっていた。

その一方で、今回ひそかに注目を集めたのが“よしお兄さん”こと小林よしひささんの登場だ。シェアハウスのテレビの中で子どもたちに大人気の「マンゴー体操」を披露し、晴美も一緒に踊りだす。Twitterでも「マンゴー体操、きになり過ぎる」と反響が。

【わたし旦那をシェアしてた】「マンゴー体操」~フルバージョン~

次回は、なんと「4人目の妻 現れる!」という驚きの展開へ。演じるのは松井玲奈。恭平の子どもを妊娠しているらしい。7月18日放送の第3話に注目だ。

【文:高山惠】
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