アニメ『名探偵コナン』歩美、初めての“哀ちゃん”エピソード！『お金で買えない友情』

アニメ『名探偵コナン』（読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00～）8月19日は、2003年『お金で買えない友情（前編）』のデジタルリマスター版が放送された。

江戸川コナン、吉田歩美、小嶋元太、円谷光彦、灰原哀は、阿笠博士の車でキャンプに出かけることになった。その日が飼育当番だった歩美は、友人に変わってもらえるよう取り付ける。その際に灰原のことだけ苗字に“さん”付けで呼んでいることに気が付いた歩美は、このキャンプで“哀ちゃん”と呼ぶことを決意する。当日、林道を走っていた阿笠博士は、コナンに話しかけられたことで気がそれて、停車していたキャンピングカーにぶつかりそうになってしまう。そこで知り合ったのは大学のアウトドア同好会に所属する4人。バーベキューの準備をしていた彼らに誘われ楽しんだコナンたちは、晩ご飯でお礼をすることにするが……というストーリー。

ストーリー自体は重い内容だが、歩美が自然に“哀ちゃん”と呼ぼうと奮闘する姿は非常に可愛らしい。SNS上では「ここから哀ちゃんになったんだ！」「今となっては“灰原さん”が新鮮」「ずっと、あい、あいって言ってる歩美ちゃんが可愛い回」といった、当時を懐かしむファンの呟きが見られた。

現在は、お互いを気遣い合う場面も見られる仲の良い友人になった二人。その変化の一つとなった今回のストーリーは、多くのファンの心に残っている。

果たして、歩美はどのようにして“哀ちゃん”と呼ぶことができるようになったのか？　当時観ることができなかったという人も、その空気を共有することができる放送となりそうだ。

【文：山田 奈央】