コナンが“民法”をわかりやすく解説!ファンの知識が増える『名探偵コナン』!

2019.03.04

アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)3月2日放送の「放浪画家殺人事件」は、1997年に放送された回のデジタルリマスター版。今回、冒頭からいきなり民法第30条の“失踪宣告”に関する解説から始まったためファンからは「コナン君のおかげでまた専門知識が1つ増えた」といった感想があがった。

江戸川コナンは、毛利小五郎、毛利蘭とともに画廊にやってくる。そこにスケッチブックや絵具箱を抱えた長髪にヒゲを生やした男が現れ、展示された絵の左下を摘み、係員から注意を受ける。後日、コナンは小嶋元太、吉田歩美、円谷光彦と土手で野球をやることになる。この時、ボールが近くで絵を描いていた男のキャンバスにぶつかってしまう。絵を描いていたのは画廊で出会った男だった。男は病院で検査を受けて記憶喪失と判明。ボールがぶつかったショックから男は失われた記憶を取り戻しつつあるという。コナン達が病院から去ろうとしていると、男は病院から姿を消してしまう。コナンは記憶が完全に戻ったと推理するが、なぜ姿を消さなければならないのかがわからない。翌日、同じ場所で野球をしていると、今度は遺体となってしまった男性を発見する……というストーリー。

今回は“失踪宣告を出された人がもしも生きて戻ってきたら?”というのが大きな軸となっている。そのため、アニメの中でもコナンが失踪宣告について解説する場面が登場。それを観たファンからは「民法の話をだす小学1年生が現れた……」「コナンで学ぶ民法だね」「コナン君が解説してくれるとわかりやすい」「観てるだけで頭良くなった気分」といった声があがった。

今となっては、このような法律的な専門知識から生活に役立つ豆知識まで、博学っぷりを披露しているコナンだが、アニメ第80話という比較的初期だったため、当時観ていたファンにとっても衝撃的だったよう。「あの民法の回か!」「失踪宣告のところで何の話だか思い出した」といった声もあった。

3月9日の放送は「サラブレッド誘拐事件(前編)」。小五郎は3人の依頼人から別々に「競走馬を守ってほしい」と同じ事を依頼される。この依頼の裏に隠された秘密とは……? これは見逃せない。

【文:山田 奈央】
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