【浜田雅功の休みは?】ダウンタウンDX30周年!第一線を走り続ける浜ちゃんの“休日”について浜田軍団に聞いてみた(後編)
2023.12.11
読売テレビ『ダウンタウンDX』(毎週木曜夜10時~)が今年秋で番組スタート30周年を迎えたなど、第一線を走り続けている浜田雅功さんに“休日企画”が動いている。それが動画配信サービスLeminoにて12月25日より配信される「浜ちゃんの休日」だ。
当企画は、浜田さんが後輩芸人を連れて海外で楽しむ様子を届けるというもの。前編では、この旅に同行したライセンス井本貴史さん、どりあんずの堤太輝さん平井俊輔さんに、浜田さんの素顔について聞いてみたが、今回はその後編。『ダウンタウンDX』を20年以上演出してきた西田二郎がインタビューする「西田二郎のメディアの旅」
素顔の浜田さん、後輩から仕事のアドバイスを求められると意外にもしっかりと答えてくれるという。お笑い界が激変する中、後輩思いの横顔が見えてきた。
【構成/鈴木しげき】
当企画は、浜田さんが後輩芸人を連れて海外で楽しむ様子を届けるというもの。前編では、この旅に同行したライセンス井本貴史さん、どりあんずの堤太輝さん平井俊輔さんに、浜田さんの素顔について聞いてみたが、今回はその後編。『ダウンタウンDX』を20年以上演出してきた西田二郎がインタビューする「西田二郎のメディアの旅」
素顔の浜田さん、後輩から仕事のアドバイスを求められると意外にもしっかりと答えてくれるという。お笑い界が激変する中、後輩思いの横顔が見えてきた。
【構成/鈴木しげき】
©ytv
最初の前説でお会いする時、ダウンタウンさんに挨拶できなくて
――どりあんずは最初、浜田さんにちゃんと挨拶できなかったとか?
平井 : そうなんですよ。僕ら、ダウンタウンさんの番組の前説をさせてもらうことになったんですけど、ちゃんと挨拶させてもらう機会がなくて、それって失礼じゃないですか。でも、お2人の楽屋は別々ですし、楽屋の前にものすごい数の大人が立ってて中で打ち合わせしてたりで、結局、挨拶できないまま最初の前説をしたんですよ。相方と、もう収録終わりで行って謝ろうと。
――こういうのはタイミングが難しいよね。
平井 : まず松本さんの方に行ったんですよ。「先ほどはご挨拶できなくてすみませんでした。どりあんずです」って言ったら、松本さん「いやあ、浜田、ちょっと怒ってたで」って言うんですよ。
――マジか……。
平井 : ヤバッ! て。そりゃそうだよなと思ってたら、松本さんが「謝りに行った方がいいんちゃうか。おまえらの、どりあんずって名前にもキレてたわ」って言うんで、すぐに浜田さんの楽屋に行って「すみませんでした。名前も失礼があったみたいで」と謝ったら、浜田さん「なんや、それ」っておっしゃって。
「誰が言うてんねん」「や、松本さんが……」と説明したら、浜田さん、パーッと松本さんの楽屋に入っていって「おまえ、なに若手に言うとんねん!」とはたいて、楽屋がドッカーンと沸いて(笑)。
――松本さんは巧妙に空気を作ってくれはったんや。柔らかくなるように。
平井 : こっちはまったく状況がわからずでした。初めてでしたから。
平井 : そうなんですよ。僕ら、ダウンタウンさんの番組の前説をさせてもらうことになったんですけど、ちゃんと挨拶させてもらう機会がなくて、それって失礼じゃないですか。でも、お2人の楽屋は別々ですし、楽屋の前にものすごい数の大人が立ってて中で打ち合わせしてたりで、結局、挨拶できないまま最初の前説をしたんですよ。相方と、もう収録終わりで行って謝ろうと。
――こういうのはタイミングが難しいよね。
平井 : まず松本さんの方に行ったんですよ。「先ほどはご挨拶できなくてすみませんでした。どりあんずです」って言ったら、松本さん「いやあ、浜田、ちょっと怒ってたで」って言うんですよ。
――マジか……。
平井 : ヤバッ! て。そりゃそうだよなと思ってたら、松本さんが「謝りに行った方がいいんちゃうか。おまえらの、どりあんずって名前にもキレてたわ」って言うんで、すぐに浜田さんの楽屋に行って「すみませんでした。名前も失礼があったみたいで」と謝ったら、浜田さん「なんや、それ」っておっしゃって。
「誰が言うてんねん」「や、松本さんが……」と説明したら、浜田さん、パーッと松本さんの楽屋に入っていって「おまえ、なに若手に言うとんねん!」とはたいて、楽屋がドッカーンと沸いて(笑)。
――松本さんは巧妙に空気を作ってくれはったんや。柔らかくなるように。
平井 : こっちはまったく状況がわからずでした。初めてでしたから。
©ytv
▲どりあんず堤さん、平井さん、ライセンス井本さん
浜田さんはライセンスに仕事のアドバイスをしていた!
――芸人さんって、普段ごはん食べる時とかお笑いの話するの?
平井 : 僕ら、井本さんといる時はよくお笑いの話をしますよね。でも、浜田さんといる時は一切ないですね。浜田さん、お笑いの話してくれないんですよ。
堤 : 浜田さんが、ツッコミがどうのこうの言ってるの聞いたことないです。
――浜田さんってそうなんや。
井本 : や、僕は22歳の時からずっとお笑いの話してます。
平井 : えぇッ、してんの!?!?
堤 : 今も!? 僕らといる時はあの人、ずっとほかの話ばっかりなのに。
井本 : 電話で呼び出して相談したこともあります。例えば、ロケでゲストが3人います。僕がMCです。で、この場合どうやったらいいんですかっていうのを聞いたことがあります。
――アドバイスくれはるの?
井本 : どういうロケかにもよるけど、例えば旅番組やったら、その場合はこう始まって、こう展開して……と、そんなことを僕はもう20年以上ずっと教えてもらってます。
堤 : えーっ、僕らには浜田さん全然してもらえないですよ!
――(笑)。
平井 : 僕ら、井本さんといる時はよくお笑いの話をしますよね。でも、浜田さんといる時は一切ないですね。浜田さん、お笑いの話してくれないんですよ。
堤 : 浜田さんが、ツッコミがどうのこうの言ってるの聞いたことないです。
――浜田さんってそうなんや。
井本 : や、僕は22歳の時からずっとお笑いの話してます。
平井 : えぇッ、してんの!?!?
堤 : 今も!? 僕らといる時はあの人、ずっとほかの話ばっかりなのに。
井本 : 電話で呼び出して相談したこともあります。例えば、ロケでゲストが3人います。僕がMCです。で、この場合どうやったらいいんですかっていうのを聞いたことがあります。
――アドバイスくれはるの?
井本 : どういうロケかにもよるけど、例えば旅番組やったら、その場合はこう始まって、こう展開して……と、そんなことを僕はもう20年以上ずっと教えてもらってます。
堤 : えーっ、僕らには浜田さん全然してもらえないですよ!
――(笑)。
今のお笑い界を中堅芸人の位置からどう見る?
井本 : お笑いって言うたら、陸上競技みたいなもんじゃないですか。
――ほう。
井本 : 中学の時に「何部やった?」と聞いて「陸上部だった」と言われたら、その先に絶対質問あるじゃないですか。「何やってたの?」って。「100m走」って言っても陸上部やし「砲丸投げ」って言っても陸上部ですよね。お笑いも同じだと思ってるんですよ。
お笑いってカテゴリーが大きくて、その中に100m走である漫才があったり、コントがあったり、トークがあったり、大喜利があったりと。これ、全部できる芸人って限られてると思うんですよ。
――そうね、陸上選手だってみんなできるわけじゃないからね。
井本 : だから10種競技が陸上の中ではキング的な扱いを受けるわけで。で、お笑いでいう、その五角形が一番大きいのがおそらく松本人志さんなんでしょうと僕は思ってるんですよ。
――ほう。
井本 : 中学の時に「何部やった?」と聞いて「陸上部だった」と言われたら、その先に絶対質問あるじゃないですか。「何やってたの?」って。「100m走」って言っても陸上部やし「砲丸投げ」って言っても陸上部ですよね。お笑いも同じだと思ってるんですよ。
お笑いってカテゴリーが大きくて、その中に100m走である漫才があったり、コントがあったり、トークがあったり、大喜利があったりと。これ、全部できる芸人って限られてると思うんですよ。
――そうね、陸上選手だってみんなできるわけじゃないからね。
井本 : だから10種競技が陸上の中ではキング的な扱いを受けるわけで。で、お笑いでいう、その五角形が一番大きいのがおそらく松本人志さんなんでしょうと僕は思ってるんですよ。
©ytv
――なるほどね。ライセンス、今後はどんなところを目指していくつもり?
井本 : コンビでそれぞれ活動することも多くなってますし、年齢もありますし、各々やりたいことも変わってきてるんでね。相方の藤原には藤原の個性がありますから。若い時は一緒になにかやろう!って感じでしたけど、今は……難しいですね。
――難しいよね。芸人さんの、ある時期って。
井本 : 僕らの世代は特に難しいと思うんですよ。だって劇場で頑張って、そこからテレビを目指してっていう世代じゃないですか。でも、今は違いますからね。
――何から行くかってあるもんね。
井本 : それが別にネットからでもいいわけで。あまりにも横幅ができちゃったんでね。でも、僕らの世代って知ってることは1個くらいしかないので、それを自分らでどう噛み砕いていくか、みたいなのは感じてますね。
――どりあんずは競輪とかのイベントとかすごいんでしょ?
堤 : 僕ら、まったくまだ諦めてないですからね。「どりあんず」の!で番組やりたいと思ってますから。僕ら、競輪関係の仕事をさせていただいてて、司会もさせてもらってるんですよ。これがもっと広がって、世の中の人たちに浸透していったらいいなと。
――今の時代ってマスで大きく広がるだけじゃなくて、ある分野で、ものすごく深く伝えられてるってことも強くなってる時代でもあるからね。タイミングとしてはいいんじゃないの。
堤 : 今、競輪の分野にいるのは、僕らとU字工事だけですから。
――最近の若手の笑いはどう見てるの?
平井 : 僕ら、M-1の1回戦2回戦のMCをさせてもらってるんですけど、もうスゴイですよ。僕らでは考えつかないお笑いをやってますよ。切り口とか。みんな、上手くて。ただ、思うんですよ。そのネタ、競輪場じゃウケないよって。
――(笑)。
平井 : それは知っておいてほしいね。フィールドがちょっと違うから。
井本 : 競輪場でウケるって至難の技やからね(笑)。
井本 : コンビでそれぞれ活動することも多くなってますし、年齢もありますし、各々やりたいことも変わってきてるんでね。相方の藤原には藤原の個性がありますから。若い時は一緒になにかやろう!って感じでしたけど、今は……難しいですね。
――難しいよね。芸人さんの、ある時期って。
井本 : 僕らの世代は特に難しいと思うんですよ。だって劇場で頑張って、そこからテレビを目指してっていう世代じゃないですか。でも、今は違いますからね。
――何から行くかってあるもんね。
井本 : それが別にネットからでもいいわけで。あまりにも横幅ができちゃったんでね。でも、僕らの世代って知ってることは1個くらいしかないので、それを自分らでどう噛み砕いていくか、みたいなのは感じてますね。
――どりあんずは競輪とかのイベントとかすごいんでしょ?
堤 : 僕ら、まったくまだ諦めてないですからね。「どりあんず」の!で番組やりたいと思ってますから。僕ら、競輪関係の仕事をさせていただいてて、司会もさせてもらってるんですよ。これがもっと広がって、世の中の人たちに浸透していったらいいなと。
――今の時代ってマスで大きく広がるだけじゃなくて、ある分野で、ものすごく深く伝えられてるってことも強くなってる時代でもあるからね。タイミングとしてはいいんじゃないの。
堤 : 今、競輪の分野にいるのは、僕らとU字工事だけですから。
――最近の若手の笑いはどう見てるの?
平井 : 僕ら、M-1の1回戦2回戦のMCをさせてもらってるんですけど、もうスゴイですよ。僕らでは考えつかないお笑いをやってますよ。切り口とか。みんな、上手くて。ただ、思うんですよ。そのネタ、競輪場じゃウケないよって。
――(笑)。
平井 : それは知っておいてほしいね。フィールドがちょっと違うから。
井本 : 競輪場でウケるって至難の技やからね(笑)。
――さて「浜ちゃんの休日」ですが、イベントをやるんだよね。
12月18日(月曜日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで。イベントの模様は配信で全国のみなさんに見ていただけるようになってます。ぜひ!
12月18日(月曜日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで。イベントの模様は配信で全国のみなさんに見ていただけるようになってます。ぜひ!
日時:12月18日(月)19時開演
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城3-6)
出演者:出演者:浜田雅功、ライセンス・井本貴史、どりあんず、サカイスト・マサヨシ、ミサイルマン・岩部彰、天竺鼠・瀬下豊、ゲラゲラ星人
▼会場チケット販売ページ
https://ty.funity.jp/ticket/show/page?clientid=yoshimoto&show=CW23121819&sno=5&skb=1&showno=1
▼配信チケット販売ページ
https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/products/hama-chans-holidaylive231218
堤 : 今回の旅行に関して、先月GACKTさんがツイートしてらっしゃって。ブチ切れてるんですけど(笑)。その理由、見ていただければわかりますから。
――そのあたりもお楽しみに!
【ライセンス 井本貴史(いのもと たかふみ)プロフィール】
お笑いコンビ「ライセンス」のツッコミ担当。1978年生まれ。奈良県出身。ダウンタウン浜田雅功と親しく、浜田の名を冠した架空のゴルフクラブのユニフォームを制作。浜田とゴルフをする際に着用している。圧倒的なコミュニケーション能力と社交性を誇る。相方は藤原一裕。吉本興業所属。
【どりあんず プロフィール】
同級生だった平井俊輔と堤太輝がコンビ結成。卒業後の1997年に、吉本興業主催の東京ドームでのイベントに参加。その後、吉本福岡事務所に所属。2004年に、東京本社へ移籍。その後は、読売テレビ『浜ちゃんが!』BSよしもと『競輪LIVE!チャリロトよしもと』などテレビ・ライブと活動中。
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