カイロは〇〇で復活する!?カイロを長持ちさせる方法

2023.12.07

カイロは〇〇で復活する!?カイロを長持ちさせる方法
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12月早々に本格的な冬の寒さがやってきていますが、12月2週目からは平年よりも気温が高めの日が多くなりそうです。先取りしていた冬の寒さは、少し緩みそうです。
とはいえ、朝晩は冷え込みが強まる日もあります。外に長い時間出る時などしっかり寒さ対策が必要で、先週、かんさい情報ネットten.の旬感中継のコーナーで大阪城公園に行った際には、僕は今シーズンはじめてカイロを使いました。あるのとないのとで全然違いますね。

そのカイロですが、数時間だけ使って、まだあったかいのに捨てるのもったいない…なんて経験ありませんか?
そのまだ使えそうなカイロは、”あるもの”を使えば、使用時間を延ばせることができるのです。
ではまず、カイロの豆知識ですが、使う時にくしゃくしゃもんでいませんか?
けっこうやっている人多いと思いますが、実は、あれ…
意味がないんです!!
むしろ、カイロの袋が破れるリスクがあります。しゃかしゃか振るのは効果ありです。
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というのも、カイロは中身が、鉄粉、バーミキュライト、活性炭などが酸素と化学反応することで熱を発するようになっています。酸素とよく触れるように軽く振るのはいいでしょう。ただし、くしゃくしゃもんでも意味がないんです。

酸素と化学反応して熱が発する、つまり、酸素と触れていなければ熱は発しなくなります。そこで僕が実験をしてみました。
使いかけのカイロを、”密封できるジッパー付きの袋“に入れると、一旦、化学反応は止まります。そして、翌日に袋から出してもう一度、軽く振ると、また温かくなりました。

例えば、夜ちょっと出かけて寒さ対策にカイロを使ったけど、家に帰ってもカイロがまだ温かい。そういう時に、一旦密封しておくと、次の日の朝の通勤通学の時にちょっと使えたりするのではないでしょうか。
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僕は関西人だからでしょうか、いつも温かいままのカイロを捨てるのに、もったいないな~と思っていました。こういう小さいお得感はたまらなく好きなんですよね。
詳しいやり方などを書いていらっしゃる方もいますので、ぜひ調べてみてください。
プロフィール
蓬莱大介(ほうらい・だいすけ)
気象予報士・防災士。健康気象アドバイザーと熱中症対策アドバイザーの資格を持つ。
1982年兵庫県明石市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年読売テレビ気象キャスター就任。 現在、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウェークアップ」にレギュラー出演中。読売新聞(全国版)で連載記事「空を見上げて」を執筆。
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