「白蓮事件」の舞台となった純和風料理旅館へ!しかしまさかの「ワオ!」に増田仰天

2017.10.30

『かんさい情報ネット ten.』(毎週月〜金曜夕方4:47〜)水曜第2部の人気コーナー「お宝発見!街かど★トレジャー」。このコーナーが始まって8年半となるが、昨年に大阪の町や村を全制覇。そして京都もいよいよ、全市区町村を制覇するまで残すところあと綾部市と笠置町の2カ所! 今回は、そのうちのひとつ、綾部市にお宝探しへ出かける。

さっそくJR綾部駅前の看板で周辺情報をチェックする増田。そこには「グンゼ博物苑 グンゼ記念館」の文字が。駅前のロータリーで停車中だったタクシー運転手のお父さんに話を聞いてみると、「グンゼは有名です」という。綾部市は、肌着や繊維で有名な「グンゼ」発祥の地だそうで、お父さんのパンツはもちろんグンゼ! お父さん曰く、「地元の人はみんなグンゼのパンツを履いている」というのでさっそく駅前で出会った男性に訊いてみるのだが…。
昭和の面影を残す綾部の駅前の商店街を歩いていると、「増田さ〜ん!」と呼ぶ声が! 挨拶に向かうと、声をかけてくれたのは町の家電屋さん「鎌田電器」で働く女性の皆さん。「かま〜だでんき♪」と某大手家電量販店のメロディをマネしてPRする皆さんに、増田も「訴えられますよ!」とツッコむが「電気屋さんだけに明るい!」と太鼓判を押したのだった。

続いて道で出会ったのは、お子様連れの美人な若奥様。もともとは京都市内出身で、ご主人と出会い結婚。ご主人はもともとプロ野球選手を目指していたが断念し、実家の料理旅館を継ぐというので綾部に戻ってきたのだという。そこで、さっそく料理旅館にお邪魔することに。
料理旅館が軒を並べる町を歩いて20分、辿り着いたのは「純和風料理旅館 現長(げんちょう)」。夏は目の前を流れる由良川で獲れた鮎料理、冬は牡丹鍋が自慢の上品な純料理旅館だ。しかもこの旅館、NHKの連続テレビ小説『花子とアン』で仲間由紀恵さんが演じたことでも知られる柳原白蓮が、炭坑王の夫を捨てて学生と駆け落ちした「白蓮事件」の時、隠れ住んだのがこの家だったという、由緒正しい場所なのだ。「さすが純和風料理旅館! 伝統のある場所なんですね」と感慨深げな増田。歴史ある旅館を守り続ける三代目のご主人と四代目のご主人に挨拶するやいなや空気が一変。とくに三代目ご主人は増田の顔を見たとたん「ワオ!」、「閉店ガラガラ!」と岡田のギャグを連発!「ここの料理旅館、ノリ軽っ!」と戸惑う増田。しかも三代目ご夫婦の出会いの場はディスコ、四代目ご夫婦の出会いの場はクラブという、2代続いてイケイケなキャラであることが発覚。「全然純和風料理旅館ちゃいますやん! 踊り狂ってますやん!」とツッコむ増田だった。これにはTwitterでも「綾部市の旅館、すごいノリ軽い! 全員楽しそう!」と、やはり意外のようだった。由緒正しい純和風料理旅館と、軽いノリのご主人によるケミストリーをぜひ『ytv MyDo!』で!

【文・中野 純子】
この記事を共有する

新着記事

新着記事一覧へ

アクセスランキング