りょう演じる、女性も惚れる女部長が「まっすぐで可愛い」と話題!『部長 風花凜子の恋』

2018.07.13

りょうが主演を務める島耕作シリーズ35周年企画ドラマ『部長風花凜子の恋』(読売テレビ・日本テレビ系、木曜23:59〜)の後編が7月12日に放送され、りょう演じる風花凜子のキャリアウーマンとしての強さと、恋する女性としての弱さのギャップがTwitterで、「まっすぐで可愛い!!」「りょうさんがこんなに女出す役初めて見たかも、かわいい」「惚れる…」などと話題になった。

凜子は、島耕作が会長を務める大手電機メーカー・株式会社テコットで働く女部長。モットーは「仕事とプライベートは50/50」。プライベートでは彼氏の高澤光太郎(平山浩行)が経営するジャズ喫茶でサックス奏者としてライブを行うなど、管理職として自らがフレッシュな働き方を体現している。入社当初から夢見ていた女性初の執行役員候補としてもその名があがり、充実した毎日を送っている。

順調に見えた凜子だったが、がんが発覚した光太郎から突然の別れを告げられ、仕事中に思わずため息をついてしまう。そんな姿にいち早く気がついたのは入社2年目の吉田俊也(竜星涼)。得意の手作り弁当で励まそうとするが、いまいち凜子の心に刺さらない。光太郎の存在を知っている俊也は、「僕じゃ凜子さんを本当に笑顔にはできないんです」と悔しがる。

そんな中、凜子の知らないところで部下の箕輪ゆりか(黒川芽以)はパワハラに苦しめられていた。執行役員候補で凜子のライバルである速見貴文(丸山智己)に何度も呼び出され、「何もできないお前をここまで上げてやったのは俺だぞ」と脅される日々。身体を利用した接待で営業成果をあげることを強要されていた。

ゆりかが参議院議員との会食に1人で向かうと、「1人で来たということは、そういう覚悟じゃないの?」と言って身体を触られる。逃げ出したい気持ちをぐっと堪えていると、凜子が現れ、救い出す。「あのやり方でしか上にあがれない。断ればとばされる。誰も助けてくれない。私が悪いから。私が黙ってれば。私が我慢すれば…」と泣き崩れるゆりかに、「今の自分を大切にして。それはみんなの未来にも繋がっていくから。怒ってもいいんだよ」と優しく語りかける。

後日、ゆりかが勇気を出して速見のセクハラを告発すると、証拠がないことを理由に揉み消されてしまう。さらに、異動辞令が出ただけでなく、凜子のサックスプレイヤーとしての活動が副業にあたるとして、懲罰審議が行われることになった。理不尽な理由で凜子を追い詰める役員たち。しかし、会議中に部下の協力で速見のパワハラの実態が明らかになると凜子は、「会社が人を支えてるんじゃない、人が会社を支えているんですよ。根が弱れば大木も枯れる。誰か1人の苦しみを切り捨てて存続する企業に未来はありません。…声を上げることがおかしい、そんな社会を支配する空気こそがおかしいと、そろそろ認めませんか」ともっともな意見で役員たちを黙らせる。そして、一連の言動が会長の島耕作に評価され、念願の執行役員に任命された。

プライベートで辛いことがあっても、仕事となれば身体を張って部下を守り、何事も一生懸命な凜子の姿に励まされた人も多く、Twitterでは「女から見てもかっこいいし、かわいい」「理想の女性です!!」「ちょっとした弱さや可愛さみたいなのが良いね」などの声があがった。

前編後編と2週にわたり放送されたが、Twitterでは「なぜ連ドラじゃないんだろう、勿体ない!」「もっと見たかったな」などの声が目立っていた。今後も続編に期待したい。

【文:牛窪 梨花】
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