全日本大学女子駅伝の出場権をかけて神戸・しあわせの村で熱い戦いを繰り広げる!【第34回 関西学生対校女子駅伝競走大会】

2024.09.26

全日本大学女子駅伝の出場権をかけて神戸・しあわせの村で熱い戦いを繰り広げる!【第34回 関西学生対校女子駅伝競走大会】
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 9月28日(土)神戸しあわせの村で開催される「第34回 関西学生対校女子駅伝競走大会」。10月27日(日)仙台で開催される全日本大学女子駅伝の出場権をかけて21チームが神戸・しあわせの村で熱い戦いを繰り広げる!
 読売テレビでは「あすリートチャンネル」にて生配信を行う。そこで配信担当のディレクターに大会の見どころなどをインタビュー。

「絶対女王」愛知・名城大学の全日本大学女子駅伝8連覇を阻止に向けて、立命館大学が関西を制するのか。

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4連覇を狙う立命館大学主将 村松灯選手
 まずは関西学生対校女子駅伝競走大会について聞いてみると、「関西学生対校女子駅伝競走大会は、関西の大学女子駅伝のチャンピオンを決める大会です。それと同時に女子の二大駅伝の一つ「全日本大学女子駅伝」の出場権をかけた大会でもあります。今年はその切符が関西の大学4校に与えられ、そして昨年の全日本大学女子駅伝の成績から立命館大学、大阪学院大学、関西大学の3校にはシード校として出場が決まっています。

 現在、全日本大学女子駅伝7連覇中の愛知県・名城大学が絶対女王として君臨していますが我々も取材をしている中で、立命館大学の村松灯主将から「大学に入ってからずっと勝っているので4連覇は譲れないし、立命館の勢いを見せつけて 今年の立命館は強いなって思ってもらえるような駅伝にしたい」という強い思いで大会に臨まれています。

 その3校の中でも、立命館大学は関西の大学駅伝を牽引する学校であり、関西学生対校女子駅伝競走大会を3連覇中と強さが光ります。昨年の全日本では6区間中3区間で区間賞を記録するなど総合力で頭ひとつ抜けた存在です。ただそんな立命館に勝つ名城大学の総合的な強さも相当なものではあります。
 もちろん、シードの大阪学院大学と関西大学も優勝を狙える力は十分にありますので、この3校の優勝争いは注目です。」

第33回関西学生対校女子駅伝競走大会|関西女子駅伝2023

「昨年の大会の模様」【あすリートチャンネル】

全国の切符をかけた “1枠”のシード権争いにも注目!

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解説の木﨑良子さん(ダイハツ陸上競技部)
 全日本大学女子駅伝に向けて、シード校の立命館大学、大阪学院大学、関西大学以外にもう“1枠”をかけた戦いでもある。その見どころについて聞いてみると「昨年の全日本大学女子駅伝は関西からシードでの出場は3校、関西の枠として3校出場いたしました。
 しかし、今年はそこから2校少ない4校の出場です。しかもすでに3校は決まっていますので、残り1枠をかけて熾烈な戦いが予想されます。ここに食い込むと予想されているのが、昨年関西枠で出場した大阪芸術大学、関西外国語大学、京都光華女子大学です。この3校は昨年全日本に出場をしましたので、是が非でも今年も出るという気持ちが強く感じられます。やはり全日本はほかの大会とはまた違った緊張感やプレッシャーがあり、選手たちに大きな経験となるのではないでしょうか?もちろんこの3校も優勝してもおかしくない実力もありますし、今回解説を務めていただきますロンドン五輪女子マラソン日本代表の木﨑良子さんの母校・佛教大学は昨年7位で全日本の出場をあと一歩で逃す悔しい思いをしているので、「今年こそ全日本に出場する!」というモチベーションで好走が期待されます。今年は優勝争いだけでなく、残り1枠のシード権争いにも注目してください。」

あすリートチャンネルの配信が選手やチームの助けになっていることに誇りを感じている

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 当日の生配信に向けた準備はどんなことをしているのか聞いてみると、「まずは出場する21校の選手の名前・高校の情報を出す予定です。応援に行けない家族や関係者の人がそれをみて喜んでもらえるように間違いをないようにします。
 そしてレース映像では、トライクにカメラをつけてこれまでにない高さをつけた映像を見せられないか検討しています。しあわせの村を周回するコースのため、街中コースほどの絵代わりがありません。そこで少しでも絵代わりや先頭と後方の距離差を一目でわかるように試験的に導入できないかと思います。
 そして我々が特に気をつけているのがインタビューです。一昨年、大会で2位になった大阪学院大学の選手に『準優勝おめでとうございます』とインタビューをしました。すると、選手は悔しい表情をして、大会に優勝できなかった悔しさを滲ませていました。優勝を目指していたチームにするお声がけではなかったと反省しました。今年はそんなことがないように、チームや選手に寄り添ったインタビューをできればと思います。

 また、あすリートチャンネルの試合映像を見ながら、各チーム選手の番手や作戦を決めていると聞いています。配信をやっている我々としては選手のみなさんに貢献できていることに誇りも感じています。
 そして関西学生対校女子駅伝競走大会の実況は今年も澤口実歩アナが担当します。当日はぜひ、あすリートチャンネルでの配信をご覧いただき、選手の応援をお願いします!」
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