消防官のリアル!「うちの会社」「ご苦労様」アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』

2024.03.04

消防官のリアル!「うちの会社」「ご苦労様」アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』
©曽田正人・冨山玖呂・講談社/「め組の大吾 救国のオレンジ」製作委員会
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アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜17:30~)3月2日は『小さな要救助者』が放送された。

住宅街のある家で、ソーラーパネルの配線部分から発火。それによる絶縁不良でアーク放電が起こっていた。不破消防署特別救助隊は現場に到着し、消火活動を行っていた。しかし、中に家族が残されていたことが分かる。快晴のためソーラーパネルは発電し続けており、水浸しになった屋内は感電する可能性があった。そんな中、十朱大吾は発電システムを切るため屋内に入ることになる。果たして取り残された家族を救出することはできるのか? 一方、訓練施設にはオシャレをしている響の姿があった。中村雪の「もしかして、デート?」という質問に、アルトーネン響は「仕事だ」と答えて去っていく。響が向かったのはバーで、隣には生姜谷救助・纏定家の姿があった……というストーリー。

バーで甘粕士郎に会った纏と響は、頭を下げて「ご苦労様です」と挨拶をする。一般的に目上の人には使わない方がよいとされている言葉だが、原作の曽田正人氏によると、これが消防官たちのリアルな挨拶なのだという。さらに、纏が自身の所属している場所を「うちの会社」と表現したことに関しても豆知識としてSNS上で触れていた。リプライなどでは、家族や知人が消防官だという視聴者から「そういえば言っていた!」といった声が集まった。

救助シーンなどのリアルさが話題に上がることが多い中、今回は、その職業の人と実際に会話をしなければ気が付かない細部まで再現されていることが分かるシーンとなっていたようだ。

思惑通りにバーで甘粕に会うことができた纏と響。二人は、甘粕の“知ってしまった”二年後の七月について聞くことができるのだろうか?
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