“霾る”って何て読む??
2020.05.26
いきなりですが、この漢字は何と読むでしょうか?
©ytv
答えはこちら。
©ytv
「つちふる」と読みます。
これは黄砂のことです。「土が降る」で「つちふる」
雨かんむりの下の漢字は、狸(たぬき)の旧漢字です。
昔の言い伝えで、「たぬきという生き物は、人間をだましたり化かしたりする」と聞いたことありますよね。昔話でもありそうな・・・。
「空から雨ではない、変わったものが降ってくる。こんな不思議な現象は、たぬきの仕業に違いない!」ということでこの漢字をあてたのかもしれません。
人間を化かすといえば、きつねもいわれますよね。
「空が晴れているのに、雨が降ってくる!こんな不思議な現象は・・・・・・そうだ!き、きつねの仕業に違いない~!!」ということで、
「狐の嫁入り」っていう言葉を聞いたことあるのではないでしょうか。
「晴れているのに雨が降ってくる現象」のことです。「きつねの嫁入り」も不思議な現象の例えです。
さて、黄砂はどこから飛んでくるのかご存じですか?
これは黄砂のことです。「土が降る」で「つちふる」
雨かんむりの下の漢字は、狸(たぬき)の旧漢字です。
昔の言い伝えで、「たぬきという生き物は、人間をだましたり化かしたりする」と聞いたことありますよね。昔話でもありそうな・・・。
「空から雨ではない、変わったものが降ってくる。こんな不思議な現象は、たぬきの仕業に違いない!」ということでこの漢字をあてたのかもしれません。
人間を化かすといえば、きつねもいわれますよね。
「空が晴れているのに、雨が降ってくる!こんな不思議な現象は・・・・・・そうだ!き、きつねの仕業に違いない~!!」ということで、
「狐の嫁入り」っていう言葉を聞いたことあるのではないでしょうか。
「晴れているのに雨が降ってくる現象」のことです。「きつねの嫁入り」も不思議な現象の例えです。
さて、黄砂はどこから飛んでくるのかご存じですか?
©ytv
黄砂は、中国大陸のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠から5000㎞以上の距離を飛んできます。
日本だけでなく、北米大陸まで飛んでいったという話しもあります。
砂漠で舞い上がった砂が、上空の風や偏西風に乗って日本まではるばる飛んできます。
厄介ですよね。でも、中国大陸の風下になるので、仕方がないんです。大昔から日本に黄砂は飛んできています。
日本だけでなく、北米大陸まで飛んでいったという話しもあります。
砂漠で舞い上がった砂が、上空の風や偏西風に乗って日本まではるばる飛んできます。
厄介ですよね。でも、中国大陸の風下になるので、仕方がないんです。大昔から日本に黄砂は飛んできています。
©ytv
3・4月に次ぎ、5月も結構黄砂は日本に飛んできているんです。
6月の0.2回というのは、10年で2回ということで、たまには6月にもあるということがわかります。
冬は大陸が寒くて、砂が舞い上がりにくい、夏は太平洋の南からの風が吹くので、飛んでこない。春は、風向きがちょうど大陸から日本に向かって吹きやすいので、一番飛んできやすいというわけです。
梅雨までのしばらくの間、まだ風向きによっては黄砂が飛んでくることもあるかもしれません。
最新の天気予報のチェックをお願いします!
6月の0.2回というのは、10年で2回ということで、たまには6月にもあるということがわかります。
冬は大陸が寒くて、砂が舞い上がりにくい、夏は太平洋の南からの風が吹くので、飛んでこない。春は、風向きがちょうど大陸から日本に向かって吹きやすいので、一番飛んできやすいというわけです。
梅雨までのしばらくの間、まだ風向きによっては黄砂が飛んでくることもあるかもしれません。
最新の天気予報のチェックをお願いします!
蓬莱大介(ほうらい・だいすけ)
気象予報士・防災士。1982年兵庫県明石市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年読売テレビ気象キャスター就任。 現在、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネット ten.」「ウエークアップ!ぷらす」の3番組にレギュラー出演中。 2020年からはkiss-FM KOBE「FRIDAT NIGHT SPECIAL蓬莱大介RAIN SONGS」でラジオパーソナリティーを務める他、読売新聞(全国版)で連載記事「空を見上げて」の執筆スタート。
著書 「クレヨン天気ずかん」(2016年主婦と生活社)
「空がおしえてくれること」(2019年 幻冬舎)
「蓬莱さんのスケッチ予報Calendar2020」(2020年 読売テレビエンタープライズ)
この記事を共有する
関連記事一覧