ロバート 秋山竜次「今年のすべてを出し切りました」初出しのネタや、梅宮芸が究極の形に!?

無人・無音のスタジオを舞台に、芸人がたったひとりでひたすらおもしろいことだけをやりつづける60分間。編集無しの一発勝負はまさに芸人ドキュメント『~笑い飯presents~ ひとりで60分』の第6弾の放送が決まった。

『~笑い飯presents~ ひとりで60分』第6弾に挑戦するのはロバート・秋山竜次。「行き場のなかったネタをここで全て出し切って帰ります」「正直楽しみ」と序盤から余裕の笑みを浮かべる秋山に期待が高まる。そんな秋山の挑戦を別室でモニタリングするのは、マスターの笑い飯(西田幸治、哲夫)と、第1弾挑戦者・トキ(藤崎マーケット)、第4弾挑戦者・堂前透(ロングコートダディ)。西田幸治と哲夫の手元にある「笑」「滑」という2種類のボタンで、ボタンを押した分だけ100円が加算・減算されていくシステムで、最終金額が賞金になる。

ボケに使えるあらゆる装置がスタジオに!果たして秋山は?

オープニングで秋山は、 “開会式”を意識したというあるネタを披露し、『ひとりで60分』がスタートする。小道具のほかサンプラーやクロマキー合成ができるスペースなどスタジオのボケに使える装置を使ってモノマネ、モノボケ、サンプラーを駆使したネタと次々と繰り出し、序盤からハイペースで賞金を加算。トキも「テンポがすごい!」と目を丸くする。一方、秋山は「これ、ちゃんと伝わっているのかな?」「これで1時間ですか!すごいカロリーだ!」「そろそろ着替えようかな?」など、ひとりで60分の世界に圧倒されながらもネタを繰り出し続ける。

今年の全てを出し切った秋山

秋山は「この番組は年末の放送ですけど、ぼくもこの収録が終わるまで、ここ最近、ずっと落ち着かなかったですね。1年半かけてやり続けたNHKの大河ドラマがクランクアップして『よかった!』とスカッとするかと思ったら全然スカッとしない自分がいて、『なんだろう?』と考えてみたらこれでした。“ひとりで60分”で、ようやく今年のすべてを出し切りました。」と語る。

また、挑戦者がネタに困ったときに使用できる「ヘルプカード」も登場。今回は、西田と哲夫が考案したカードに加え、秋山の元ストーカーで現在テレビ局員として秋山の番組も手掛けるほどのSHAF(スーパーハード秋山ファン)「メモ少年」のカードを用意。秋山がカードを使用するタイミングも見ものだ。

「別室の笑い飯さんの反応はずっと想像してましたけど本当にだれもいない中やらないといけないので、スタジオに何か“命”を置いてほしかったです。ちょっとでもいいんで、あのスタジオに、目に見える“命”、生命体がほしかったです。そうすると“同じ空間にいっしょにいるんだ”と思えるので…。」秋山は貪欲に語る。

とうとう究極の梅宮芸が完成?!

ちょうど半分となる30分が過ぎた頃、ネタを繰り出すペースはさらに加速。そしてついに、特別な装置を使用し、進化した“梅宮芸”の究極のショーが展開される。
“ひとりで60分“この企画は、チャレンジする芸人に多大なプレッシャーを与える企画でもある。ひとりで60分任されると言う、かつてテレビではない演出方法ではあるが、一方でうまく いかなければ、任された芸人の責任になってしまう。 
テレビのクオリティーがともすれば台本ありきのライブショーが多いとすれば、“ひとりで60分”は自分で笑いを完結させるストロングスタイルの番組で、どこか昔の深夜番組のテイストを感じさせる懐かしさもある。

収録を終えて秋山は充実した面持ちで
「今回は“初出し”のネタももちろんありました。ずっと『何か、カタチにできないかな』と思っていたネタをいろいろ、細かくいっぱいやりました。それと、2012年からやり始めた“梅宮芸”が究極のカタチになりました。持ち込みOKだったので、制作スタッフさんや大道具さんなど、皆さんの一大技術が集まった装置を作ったんです。そんな、いろんな人々の技術が結集したひとボケ、ぜひ見てもらいたいです。」

「ひとりで60分」
12月20日(金) 25:05~

※関西地区での放送。放送後TVerで配信予定。


【出演者】
笑い飯(西田幸治、哲夫)
秋山竜次(ロバート)
トキ(藤崎マーケット)
堂前透(ロングコートダディ)

【番組ホームページ】 
https://www.ytv.co.jp/hitoride60/