大きく動いた4人の関係性「分かち合う楽しさを知ると、元には戻れない」眞島秀和主演『おじさんはカワイイものがお好き。』
2020.09.04
眞島秀和主演の連続ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11:59〜)の第4話が9月3日に放送された。バツイチの営業課長・小路三貴(眞島秀和)は、上司や部下からの信頼も厚い“イケオジ”だが、実は「カワイイものが好き」という、誰にも言えない秘密があった。犬のキャラクター「パグ太郎」をこよなく愛し、勤務中もひそかにパグ太郎のキーホルダーに癒されている。今回は、小路の同僚・鳴戸渡(桐山漣)と、同居する大学生の甥・仁井真純(藤原大祐)が急接近。しかしカワイイもの好きの同志である河合ケンタ(今井翼)とは、気持ちがすれ違ってしまう。そんな4人の関係性にTwitterでは「鳴戸さんは真純くんという友達かできたのに、小路さんはまた一人になっちゃった…」「大人になってからの友達、尊いけど難しい…かぁ!」「分かち合う楽しさを知ると、元には戻れない」といった声があがった。
小路は河合を行きつけの喫茶店に誘う。河合はOKするが、もやもやした気持ちが晴れない。先日の出張先で遭遇した小路の元上司・武林穂歩(山本未來)について、小路が自分の元妻だと話してくれなかったことが気になっていたのだ。
ある日、小路は大量に購入したパグ太郎のおまけに「パグ太郎ドリームショー先行体験」の応募券がついていることを発見する。当選すればパグ太郎に会えるとテンションが上がるも、1人でキャラクターショーに行く勇気はない。
応募券は、当選すれば2名まで参加することができる。それに気づいた小路は、河合と一緒に行きたいと切望。さらに当選したらサプライズで誘うことを思いつく。なんとか実現するべく「パグ太郎様~」とありったけの願いを込めながら、小路はひたすら応募にはげむ様子にTwitterでは「ヲタは推しに逢うため必死よね」「応募するとき、めっちゃ祈るのわかるー」「どこの界隈のヲタクも同じ」といった共感の声があがる。
一方、真純の元に、自分が描いた少女漫画に対するアンチコメントが届くようになる。ショックな気持ちを道端の野良猫で癒されていると、その姿を鳴戸がじっと眺めていた。鳴戸は猫が大好きなのに、なかなか猫が近づいてくれない。何もせずに猫がなついてくる真純は、鳴戸にこうアドバイスをする。
「このハーフパンツを履いていると、猫の視線を感じるんです」
ハーフパンツは原宿に売っていると真純は語るが、鳴戸は1人でイカした若者がいっぱいの原宿に行く勇気はない。すると真純はこう提案する。
「僕でよかったら、ご一緒しましょうか?」
これが、鳴戸に生まれて初めて友達ができた瞬間だった。
休日、真純と原宿のショップで一緒に短パンを試着する鳴戸。しかしいつも通りのスーツスタイルなので、短パンとの組み合わせはどうみてもチグハグだった。さらにショップでは「鳴戸のネコチャァン寄せ短パンコレクション(真純はおまけ)」が開催され、Twitterでは「原宿の短パンコレクションは爆笑ww」「ネコチャァンが寄ってくる短パンの為に結界を破って原宿デビューしまくった鳴戸くん」「鳴戸さんの短パン全部派手」といった反響が。
帰り道、購入した短パンをはいた鳴戸は、行きつけの猫カフェに真純を連れていく。そして猫に対する切ない想いを吐露する。
「自分が好きなものに、嫌われることは切なくてね……」「もうやめたほうがいいんじゃないかって」
すると「鳴戸さんの好きを、大切にしてほしいです」と返す真純。さらにこう語る。
「簡単に消せないのが、好きなのかなって」
この言葉にTwitterでは「尊い言葉や…」「刺さるわー」「大切な気持ちを確認させてくれるなぁ」と共感の声が相次いだ。
その頃、小路は焼肉店で1人食事をしていた。すると、偶然にも同じ店で河合が友達らと食事している姿を見かける。邪魔しないように声をかけずにいると、一緒にいた友達が河合の推しキャラ・くまのがっこうのドールハウスをバカにしている声が聞こえた。すると河合は友達にこう反論する。
「あれはギャグだよ、ギャグ」
「俺がカワイイもの好きなんてありえないでしょ!」
小路はこの言葉にショックをうけつつも、河合の気持ちは痛いほど理解できた。しかし焼肉屋の帰り道、小路を追いかけてきた河合が語ったのは、思いもよらない言葉だった。
「俺、しばらくは小路さんと、会えないです……」
「仕事、忙しくて……。時間できたら、また連絡します」
そして河合と別れた小路のスマホには「パグ太郎ドリームショー先行体験」の当選結果が。小路はもう河合とキャラクターショーに行くことはできないのか?
【文:高山 惠】
小路は河合を行きつけの喫茶店に誘う。河合はOKするが、もやもやした気持ちが晴れない。先日の出張先で遭遇した小路の元上司・武林穂歩(山本未來)について、小路が自分の元妻だと話してくれなかったことが気になっていたのだ。
ある日、小路は大量に購入したパグ太郎のおまけに「パグ太郎ドリームショー先行体験」の応募券がついていることを発見する。当選すればパグ太郎に会えるとテンションが上がるも、1人でキャラクターショーに行く勇気はない。
応募券は、当選すれば2名まで参加することができる。それに気づいた小路は、河合と一緒に行きたいと切望。さらに当選したらサプライズで誘うことを思いつく。なんとか実現するべく「パグ太郎様~」とありったけの願いを込めながら、小路はひたすら応募にはげむ様子にTwitterでは「ヲタは推しに逢うため必死よね」「応募するとき、めっちゃ祈るのわかるー」「どこの界隈のヲタクも同じ」といった共感の声があがる。
一方、真純の元に、自分が描いた少女漫画に対するアンチコメントが届くようになる。ショックな気持ちを道端の野良猫で癒されていると、その姿を鳴戸がじっと眺めていた。鳴戸は猫が大好きなのに、なかなか猫が近づいてくれない。何もせずに猫がなついてくる真純は、鳴戸にこうアドバイスをする。
「このハーフパンツを履いていると、猫の視線を感じるんです」
ハーフパンツは原宿に売っていると真純は語るが、鳴戸は1人でイカした若者がいっぱいの原宿に行く勇気はない。すると真純はこう提案する。
「僕でよかったら、ご一緒しましょうか?」
これが、鳴戸に生まれて初めて友達ができた瞬間だった。
休日、真純と原宿のショップで一緒に短パンを試着する鳴戸。しかしいつも通りのスーツスタイルなので、短パンとの組み合わせはどうみてもチグハグだった。さらにショップでは「鳴戸のネコチャァン寄せ短パンコレクション(真純はおまけ)」が開催され、Twitterでは「原宿の短パンコレクションは爆笑ww」「ネコチャァンが寄ってくる短パンの為に結界を破って原宿デビューしまくった鳴戸くん」「鳴戸さんの短パン全部派手」といった反響が。
帰り道、購入した短パンをはいた鳴戸は、行きつけの猫カフェに真純を連れていく。そして猫に対する切ない想いを吐露する。
「自分が好きなものに、嫌われることは切なくてね……」「もうやめたほうがいいんじゃないかって」
すると「鳴戸さんの好きを、大切にしてほしいです」と返す真純。さらにこう語る。
「簡単に消せないのが、好きなのかなって」
この言葉にTwitterでは「尊い言葉や…」「刺さるわー」「大切な気持ちを確認させてくれるなぁ」と共感の声が相次いだ。
その頃、小路は焼肉店で1人食事をしていた。すると、偶然にも同じ店で河合が友達らと食事している姿を見かける。邪魔しないように声をかけずにいると、一緒にいた友達が河合の推しキャラ・くまのがっこうのドールハウスをバカにしている声が聞こえた。すると河合は友達にこう反論する。
「あれはギャグだよ、ギャグ」
「俺がカワイイもの好きなんてありえないでしょ!」
小路はこの言葉にショックをうけつつも、河合の気持ちは痛いほど理解できた。しかし焼肉屋の帰り道、小路を追いかけてきた河合が語ったのは、思いもよらない言葉だった。
「俺、しばらくは小路さんと、会えないです……」
「仕事、忙しくて……。時間できたら、また連絡します」
そして河合と別れた小路のスマホには「パグ太郎ドリームショー先行体験」の当選結果が。小路はもう河合とキャラクターショーに行くことはできないのか?
【文:高山 惠】
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