江戸川コナンからあの言葉が!『名探偵コナン』と『シャーロック・ホームズ』

2021.05.17

江戸川コナンからあの言葉が!『名探偵コナン』と『シャーロック・ホームズ』
©ytv
アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)5月15日の放送は、「毒を入れたのは誰」。ある名言が登場し、視聴者が盛り上がった。

コナンと蘭は、小五郎の依頼主である笹野金融二代目社長主催のパーティー会場にいた。社長には殺害予告が届いており、ボディガードのためにきていたのだ。会場には、秘書やスタッフ、客たちがいた。先代のころから、詐欺同然の金融業だったという笹野金融。会場に来ている客の3人は、どうやら社長のことを恨んでいるらしい。それぞれが会場で過ごす中、社長が倒れる。予告通り毒殺されたのだ。設置していた監視カメラによって、客たちの不審な動きが明るみになる中、社長と秘書が入れ替わっており、殺害されたのが秘書だったことが判明する……というストーリー。

コナンが“眠りの小五郎”として推理する際、「不可能な物を除外していって残った物が、たとえどんなに信じられなくても…それが真相なんですよ」というセリフがあった。

Twitter上では「なんか聞いたことがあるなって思ったら、どこかで言ったことあるよね?」「毛利小五郎の声でホームズのセリフ!」「この言葉は!? 蘭ちゃんにバレそうでドキドキした」などと盛り上がった。

コナンの敬愛するシャーロック・ホームズが登場する世界的に有名な推理小説シリーズ。その中で“When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth.(全ての不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙な事であっても、それが真実となる)”と、同様のセリフが出てくる。

アニメ『名探偵コナン』の「そして人魚はいなくなった」というエピソードでは、たどり着いた真相に動揺する服部平次に対して、コナンが言い聞かせるように口にした言葉でもあったため、印象に残っていた人も多かったようだ。

コナンの探偵としての根底にある“シャーロック・ホームズ”の言葉。作品を知らないという人も、一度触れてみると、よりアニメ『名探偵コナン』を楽しむことができる要素になるかもしれない。

【文:山田 奈央】
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