サスペンダーが大活躍!ターボのないスケボー活用法!?アニメ『名探偵コナン』

アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)3月15日は、リアルイベント『名探偵コナン 金沢・加賀・小松ミステリーツアー』と連動した『石川よるまっしミステリー(後編)』が放送された。

毛利小五郎に依頼が入り、江戸川コナンと毛利蘭も一緒に北陸新幹線で金沢へ。しかし、独りで依頼人に会おうとする小五郎。コナンは小五郎に盗聴器を仕掛け、蘭と金沢観光をすることにする。小五郎が向かった先には、ギャラリーショップ店員で金沢広報大使を務める美女・有原夢乃が居た。夢乃は一週間ほど前、差出人不明の「3年前のあの日、おまえが何をやったか知っている」という脅迫状を受け取り、小五郎に依頼したのだ。夢乃の依頼は、脅迫状の差出人を見つけ出し、できれば3年前の事件の真相も調べてほしいというものだった。一方、盗聴器から小五郎たちの会話を聞いていたコナンは、場所が離れて電波が届かなくなったため、小五郎に電話をかける。しかし、コナンが話をしようとしたその時、頭に銃口が突きつけられ――というストーリーの解決編。

今回のストーリーでは『伸縮サスペンダー』が大活躍! SNS上では「めっちゃサスペンダーががんばってる!」「ターボがないスケボーでも、こうすればいいのか!」「久々に見た!」といったリアクションがみられた。

コナンが普段持ち歩いているスケートボードは、阿笠博士の発明品『ターボエンジン付きスケートボード』。超高性能のソーラーボードとバッテリーを組み込んでおり、かなりの速度が出るため、車に乗った犯人の追跡といった場面で活躍する。しかし今回のストーリー中、手元にあったのは金箔で装飾されているとはいえ普通のスケートボード。速度が出ないため、コナンは『伸縮サスペンダー』を使うことで、車に追いつくことに成功する。『伸縮サスペンダー』は、特殊形状記憶素材を織り込んだ繊維でできたサスペンダー。ボタンひとつで伸び縮みし、子供の力では動かせないものも簡単に持ち上げることができるパワーを持っている発明品だ。

4月18日公開の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』の予告映像でも、『ターボエンジン付きスケートボード』や『キック力増強シューズ』が使われる場面が描かれている。今後も阿笠博士の発明品は、コナンの冷静な判断力により様々な形で活躍しそうだ。

【文:山田 奈央】