『ラブオールプレー』第17話は、“スマッシュ大好き野郎”岡崎に松田&水嶋が大苦戦⁉ 遊佐が指摘する水嶋の課題とは…?

2022.08.01

『ラブオールプレー』第17話は、“スマッシュ大好き野郎”岡崎に松田&水嶋が大苦戦⁉ 遊佐が指摘する水嶋の課題とは…?
©ytv
テレビアニメ『ラブオールプレー』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜夕方5時30分~※一部地域を除く)の7月30日の放送は、第17話「凪」。

いよいよインターハイ県大会が始まった。
まずはシングルス。部内のランキング戦を勝ち抜き、横浜湊代表に選ばれた水嶋、松田、遊佐は、順調にトーナメントを勝ち進んでいく。
そして迎えた準々決勝。松田の対戦相手は、前回大会で準優勝だった法城高校の岡崎だ。前回覇者である遊佐へのリベンジに並々ならぬ闘志を燃やす岡崎は、そのすさまじい気迫で松田を追い込んでいく…!
というのが今エピソードのあらすじである。

今回、特に注目を集めたのが、そんな岡崎の活躍だろう。
松田いわく、岡崎は「水嶋と榊を足して、全体を雑にしたようなヤツ」。プレーはやや粗削りであり、技術的には松田や水嶋に及ばないが、彼の勝利への執念と気迫は他を圧倒するものがあった。絶対に遊佐を倒すという強い思いを抱く彼は、高校生活最後のインターハイとなる今大会に賭けていたのだ。

準々決勝の試合開始早々、岡崎はひとにらみで松田を委縮させると、そのまま試合を自分のペースに引き込んでいく。対する松田は相手を走らせて体力を消耗させる作戦を立てるが、どこに打ってもスマッシュで返され、思うようなプレーができないことに逆に苛立ちを募らせる。すっかり岡崎のペースに飲まれ、精彩を欠いた松田は、ストレート負けを喫してしまった…。
続く準決勝の対戦カードは、水嶋VS.岡崎。
この試合でも岡崎は、どんなシャトルにも食らいつく粘り強さと、急所を刺すような強烈なカウンターレシーブで水嶋を翻弄。彼の勝利に対する覇気の強さは、水嶋に恐怖さえ感じさせるほどだった。

そんな岡崎の強烈なキャラクターは、視聴者の印象にも残った様子。
SNSでは「敵ながら、岡崎くんのバドミントン愛が伝わってきました」「岡崎はオーラで相手を圧倒する能力者なのか⁉(笑)」「(岡崎のチームメイトの)有村くんが岡崎くんの言葉を翻訳しているの、笑う」と、岡崎にまつわるコメントがあふれていた。

水嶋と岡崎の試合は最終ゲームまでもつれ込んだものの、松田との試合で体力を消耗していた岡崎のスタミナが切れ、水嶋の勝利で決着。
試合を終えた水嶋は岡崎に握手を求めるが、岡崎は「遊佐とおまえは全然違う」「おまえは勝負の世界を知らない!」と厳しく言い放つ。その言葉は水嶋の心に深く突き刺さるのだった――。

その後水嶋は、シングルス決勝で遊佐と戦うも、相手の気迫に圧倒されあっさり敗退。
続くダブルスでも、ゆさよこペアに気圧され空回りし、みずかきペアは敗れてしまった。
遊佐からも「おまえは勝負を分かっていない」と言われ、悔しさから涙を目に溜める水嶋。
勝負とはいったい何か? 自分に足りないものはなんなのか? どうしたら遊佐たちのようになることができるのか…?
インターハイという大舞台で、水嶋の前に巨大な課題が立ちはだかる。
はたして水嶋は、この壁を乗り越えることができるのだろうか⁉

次回は、読売テレビ・日本テレビ系にて
8月6日土曜夕方5時30分から、
第18話「雲行」が放送!
※一部地域を除く

ダブルスで敗れた水嶋は東山ツインズの応援に回るが、遊佐や岡崎から言われた言葉が胸につかえてあまり身が入らない様子だ…。
しかし、この課題を乗り越えることができたなら、きっと、人間としても、選手としても、大きな成長を遂げることができるはず!
水嶋の復活と成長に期待して、次週の放送を待とう。


Ⓒ小瀬木麻美・ポプラ社 / 横浜湊高校バドミントン部

【文・後藤悠里奈】
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