『ラブオールプレー』第21話は、作画にも熱がこもる水嶋と岬の大激戦! 遊佐を追う者同士の対決を制したのは⁉

2022.09.05

『ラブオールプレー』第21話は、作画にも熱がこもる水嶋と岬の大激戦! 遊佐を追う者同士の対決を制したのは⁉
©ytv
テレビアニメ『ラブオールプレー』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜夕方5時30分~※一部地域を除く)の9月3日の放送は、第21話「旋風」。

沖縄の地を舞台にインターハイが開幕した。
横浜湊バド部は、第1ダブルスが遊佐&横川ペア、第2ダブルスが東山太一&陽次ペア、第1シングルスが水嶋、第2シングルスが松田、第3シングルスが遊佐というオーダーで団体戦に臨む。
プレッシャーも乗り越えて順調にトーナメントを勝ち進んだ横浜湊は、準決勝で滋賀の比良山高校と対戦することに。
水嶋が戦う相手は、遊佐へのリベンジを熱望する岬省吾で――?
というのが、今回のあらすじだ。

中学時代、遊佐に勝つことができず、神奈川の中学から滋賀の比良山高校へ進学した岬は、ずっと「遊佐から逃げた」という負い目を抱え続けていた。
打倒遊佐を目標にひたすら練習を重ね、力をつけてきた彼にとって、遊佐と戦うことができるインターハイはそのトラウマを払拭する絶好のチャンス。しかし、比良山の監督の意向で、彼は団体戦で第1シングルスを任されてしまう。つまり、たとえ比良山が横浜湊と当たっても、岬は遊佐とは対戦できないのだ。
そんな不満から、岬は試合前から水嶋にむき出しの敵意を示していた。
これまでの水嶋であれば、そんな岬の執念に飲まれてしまいそうなところだが、高校生になって成長したのは水嶋も同様。彼は岬の覚悟と強い思いを受け取って、「俺は中学時代、岬くんに一度も勝ったことがない。けど、俺は横浜湊で強くなったよ」と応じるのだった。

そうして巡ってきた準決勝――いよいよ水嶋と岬の試合が始まる。
海老原から「岬くんの決め球を止めなさい。そうして彼の自信を打ち砕くのです」という指示を出された水嶋だが、左利きの岬の巧みなプレーに翻弄され、序盤は苦戦を強いられてしまう。
しかし、持ち前の集中力で、岬のショットにも少しずつ対応していく水嶋。試合中にどんどん精彩を増していく彼の成長ぶりには、岬も目を見張るほどだった。だが、岬がそこで退くはずもなく、両者は一歩も譲らないゲームを繰り広げていく!

「遊佐はもっとすごいはずだ」と上だけを見てきた岬。
遊佐の背中を必死に追いかけ続けてきた水嶋。
遊佐賢人という同じ目標を掲げてきたふたりは、それぞれの思いを込めて全身全霊をぶつけ合う。
チームメートや観客、さらに横浜湊高校のコモンルームで試合の様子をライブビューイングしていたクラスメートたちも、そんなふたりの激戦を手に汗握りながら見守るのだった。
そしてそれは視聴者も同様。SNSには「水嶋くんと岬くんの試合、鳥肌が立つ」「熱すぎて、観ていて息をし忘れていたわ…」と、両選手の迫力に圧倒される声が多く観られた。

また、今エピソードでは白熱の試合内容と共に、熱がこもったアニメーションも注目を集めていた様子。劇画とも見紛うような力強い作画に、「今回、神作画すぎない⁉」「水嶋が強くなるのと連動して作画まで強くなってる!(笑)」といった賞賛の声も溢れていた。

一進一退の試合はやがて終盤へ突入。
岬は「こいつにできるなら俺にもできるはずだ!」「遊佐ならこれも取る!」と試合中に成長していく水嶋に必死にくらいついて行くが、ラストは水嶋が岬を一歩引き離して勝利を収める!
惜しくも敗れた岬は、水嶋の成長に遊佐を重ね、これから先も水嶋と戦うことを熱望するのだった。
勝敗はついたものの、水嶋も岬もベストを尽くしたことは間違いない。ゲームセットの瞬間、視聴者からはそんな両者に健闘を称える声が噴出!
「亮くんめちゃくちゃかっこよかった!」「迫力ある試合に感動したし、号泣しました」「水嶋と岬がこれから同世代のライバルとして切磋琢磨して強くなっていく未来が視えた」といった暖かなコメントが並んでいた。

こうして水嶋が獲得した大きな一勝に加え、ゆさよこペアや東山ツインズもダブルスを制し、比良山を破って決勝戦へと駒を進めた横浜湊。
このままの勢いで、ぜひとも優勝の栄冠を手に入れてほしい!

次回は、読売テレビ・日本テレビ系にて
9月10日土曜夕方5時30分から、
第22話「勇往邁進」が放送!
※一部地域を除く

団体戦決勝戦の相手は伊達晴臣や宮城蓮を擁する埼玉ふたば学園!
昨年の練習試合では手も足も出なかった強豪校相手に、はたして横浜湊バド部はどう戦うのだろうか…⁉
次週も見逃せない試合が続きそうだ!

Ⓒ小瀬木麻美・ポプラ社 / 横浜湊高校バドミントン部

【文・後藤悠里奈】
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